志太広域議会とは、藤枝と焼津の市議各8名合計16名で構成される議会です。自治体が行う事務のうち一部分の業務を複数の自治体が同時に行うという事で、一部事務組合と呼ばれます。
志太広域組合(りゃくして「志広組(しこうそ)」と呼びます)が管轄するのは、ゴミ処理・し尿処理・斎場・看護専門学校と25年度からは消防が加わります。あまり知られていない議会ですが、非常に大きなテーマを扱う重要な議会です。ここでは、その議会の報告をします。
2017年3月議会 一般質問
質問内容の通告です。
議事録全文です (志広組HPより 41ページ~47ページ部分)
課題と到達点
新清掃工場(ごみ処理)の運営方式は公設公営(運搬業務なども公営で)で行うべきという質問です。現在は公設民営ですが、新工場においても組合は公設民営(DBO方式、設計建設と一緒に管理運営も含めて一括発注する方式)を選択しています。
工場などプラントを多数持つ志広組において、公営にする事で技術職のスキルを持った職員の育成が出来て、修理や長寿命化なども公の立場で検証が出来ます(民営だと業者言いなりに修理などが求められ税負担増につながる)
組合は、公設公営と公設民営の試算比較すら示さずDBO方式を決定しています。公設民営の立場は崩しませんでしたが、比較検証を示すという点は認めました。