5月30日(木) 精神障碍者就労支援施設の総会、北口駅頭宣伝
木曜日、北口駅頭宣伝ですが、昨日ハンドマイクの電源を切り忘れてしまって電池が切れてしまいました。単1電池、10本も使用するというのに。ああ、無駄遣い。
精神障碍者就労支援施設(NPO法人げんき村)の総会にお招きいただき挨拶してきました。
精神は、他の知的、身的の障碍と違い、外見では判りづらいので誤解や偏見が生まれがちです。
それが原因で、他の障碍にはある補助金や減免制度が精神には適用されないという事態が起こっています。
その一つが、施設に通う交通費の補助。しかし、国会で、関係者の長年の要望が実り、JRと大手私鉄の半額補助が決まりました(条件があるようです)
ただ単に、交通費が補助されるという金銭面だけでなく、自ら公共交通を使って仕事場に通う事が、就労にプラスになるという面もあります。
げんき村は、厳しい財政を強いられている中で、カフェや工房など、独自で多彩な自主的な取り組みを積極的に実施しています。
日曜版配達集金、佐藤議員と打ち合わせなど。
5月29日(水) 南口駅頭宣伝
知事選告示中は、音の出る宣伝が出来ませんでした。
今日からハンドマイクでの毎週駅頭宣伝を再開しました。
5月28日(火) 自民党市議会議員は、なぜ無所属なのか?
一昨日の市議会議員補欠選挙は、立憲民主党の寺田さんが自民党総出で応援した候補に圧勝しました。
藤枝市議会議員22名のうち、自民党員議員は9名いますが、選挙では全員「無所属」と表記します。
一方、他の党に所属している議員は、共産党の私をはじめ、公明党、立憲民主党は党名を表記しています。藤枝市議会にはいませんが、維新も表記しています。なぜ自民党だけ無所属としているのでしょうか。
以下は私なりの考察。
地方議会は、市長、議員、それぞれ住民が直接選挙する「二元代表制」が原則です。市議会議員選挙は住民に多様な考えを鏡のように議席数に反映させることが出来ます。(一つの選挙区で一人しか当選できない死票が多数生まれる小選挙区制度と異なる)
一方、市長もほとんどが自民党員ながら無所属で出ていますが、これは一定理解できます。市議と違い市長は一人ですから、党籍を名乗った市長は、自ずと所属する党の政策だけ進める傾向になるので無所属としているからです(市長により温度差がある)
では、なぜ自民党市議会議員は無所属なのでしょうか?
政策よりも、地域の代表として議席を考えているからです。
有権者側も「この地域で我が議員を」の思いが藤枝では未だに強くあり、党名を明記して政策を語るより「地元の議員」としていかに活動するかどうかが票に結びついている。
各地域にも、色んな考えがあり、自民党が嫌いな人も当然いるわけですが、自民党を名乗るとその分票が減ると考えているのでしょう。
そういう議員のほとんどが当選するのですが、肝心の議会の場で政策を語る事が出来ない。自らの政策を訴えるより、地域組織をいかに固めるかが自身の選挙戦の主眼となっていたわけですから。
地元の後援会以外の市民から見れば、こういう議員が多くいる市議会になるわけで、何回選挙をやったってなんも変わらないじゃん、と感じるのでしょう。市議選投票率が下落を続けるのは当然。
今日は全員協議会、議会運営委員会など。
水泳2000m、今年54回目、総距離104000m。
5月27日(月) 新知事の元、リニア論戦をどう進めて行くか
ご支援いただきながら、もり大介の当選かないませんで、申し訳ありません。
ただ、もり氏が立候補しなければ、リニア論戦がこれほど活発にならなかったと思います。当初、大村氏も鈴木氏も「リニア推進」を言っていたわけですから。岐阜の水枯れもあり、大村氏は1年以内の結論を凍結、鈴木氏も微妙のシフトしました。
さて、これから市議会での論戦をどうするかですが、まず基本となるのは、2018年以来続けてきた県専門部会とJR東海との協議が今までと同様に進められるかどうかがまず大きな点です。
新知事の鈴木氏は専門部会を尊重する発言をしていますが、もり氏が立候補表明するまではリニアが開通すればひかりこだまが増えると言う新大阪開業後の話をすぐ実現するような絵空事を言っていましたし、浜松市長時代は外部の民間人による”事業仕分け”を行ったり、水道民営化を強行しようとした人です。額面通りに受け入れるわけにはいきません。
新知事によって県の態度が変化した場合、藤枝市がどう対応するのかが一点ですね。
もう一つは、鈴木氏が殊更「田代ダム案」を評価し、「課題を解決できればリニア推進する」と言っている事です。課題がなにかが不明ですけど、現在県専門部会で最大の課題となっているのは「田代ダム案」です。これが水問題(毎秒2トン減る水の全量を大井川に戻す)の解決にはならないことをしっかりと確認する必要があります。
JRとの交渉担当は静岡県にありますが、市民のほとんどの飲料水が大井川に依拠する藤枝市です。議会で果たす責任は大きい。
日刊紙配達後、仮眠。その後議会へ。
5月26日(日) 核兵器廃止を求める平和行進に参加してきました。
広島へ向けて、毎年行われている全国平和行進。今日が藤枝市の行程となる日です。
通し行進者の方の挨拶は身に詰まるものでした。私もいつかは通し行進をしたいものです。
日曜版の配達、集金。
党の会議などでした。
水泳2000m、今年53回目、総距離102000m。
5月24日(金) 反面教師になっている藤枝市議会の改革
今週火曜日のブログに早稲田大学マニフェスト研究所が毎年発表している議会改革度ランキングについて記載しました。
藤枝市議会の事のみ記載したのですが、近隣議会はどうなっているのかと調べてみたのがこの表です。
う~ん。見事なまでの、わが市議会の突出した”衰退”ぶり。
県下一番の改革度を誇っていたのに、当時ベスト10の近隣議会全てに抜かれているではありませんか。
早稲田の調査が全てではありませんが、ランキングは全ての議員の共通認識になっています。これを示したら、どう反応するのかな。
藤枝市議会には議会改革特別委員会が組織されているのですが、この2年間の協議の中心は議員報酬の5万円増額。今年度もその議題が中心となりそうです。聞けば、来年度は市議選前年で影響が大きいから今年度中に増額をするしかないだろうと。
そんな状況ですから、この表を示したところで、他議員にまた嫌われるだけだけでしょう。
でも、石井は、議員であり改革委員でありながら、自分の職務を棚に上げて何言ってるの?
その通りです。
しかし、ここ数年、代表者会議や議会運営委員会で、いくら私がまともな事を言っても、私に対する恫喝、それに呼応するイエスマンの冷笑の連続、何を言っても無駄だと悟ってしまいました。
議員本来の仕事は、市民の声をいかに執行部に届けるかです。今のところ、そのルーツは保障されています。底辺にまで落ち込んだ藤枝市議会の改革に時間を費やすのは時間の無駄です。
水泳2000m、今年52回目、総距離100000m。
5月23日(木) 赤旗記者の経験を持つ候補者です。
午前中、佐藤議員と日曜版の配達集金の後、午後は県知事候補「もり大介」さんと市内各地で街頭宣伝です。
私の役目は、候補者の紹介でした。志太で生まれ、青島中から焼津中央高校、福祉大学へと進み、赤旗新聞記者が主な経歴です。
今、大問題となっている「裏金」は、一昨年11月に赤旗が最初に記事にしました。ところが、他メディアの反応はほとんどなく、指摘された政治家は収支報告書の訂正をこっそりと行うだけでした。
ところが、東京地検が捜査するに及んで、ようやくメディアが騒ぎはじめて、今の状況になっています。捜査が入らなければ「裏金」は「裏金」のままでした。
ただこのスクープは、赤旗記者が政治団体と企業の収支報告書を見比べて、企業側には支出の記載があるのに政治団体側には記載がない事から問題意識を持ち、独自調査を積み重ねていったものです。可視化されていたわけですが、他のメディアは問題と考えなかった。赤旗は、政治資金は公開と言う原則を踏まえていたからこそ問題と考えたのでしょう。桜を見る会と同じ構図です。
ジャーナリズムの役割は「権力の監視」です。大手メディア(特にテレビ)のほとんどがその役割を”放棄”している状況で、文春と並んで赤旗への注目が集まっていますが、その記者の経験を持つのが。「もり大介」さんです。
知事となれば、県民の立場で、腐敗し切った自公政権に対しキッパリとモノが言えるのではないでしょうか。
志太の地元での演説には、30名以上の方が、最後の南口では100名以上の方が来てくれました。応援も数多くあり、期待あふれる街頭宣伝でした。
5月22日(水) 朝一番で北口で知事選ビラ配布、その後、ご近所のビラ配布など
今日は北口で支部の皆さんと知事選のビラ配りを行いました。女性のTさんは、高校生を中心に「毎秒2トン涸れるのはどう思う?」と問いかけながら配布してくれます。配布と同時に対話を、すごい、見習わなければ。
その後は、市役所で事務作業。午後は近所のビラまきです。
3時間かけて完了しプールへ。ビラ巻きの”準備運動”があるので気分よく泳げるのですが、ゴム紐忘れ。
水泳パンツの紐が切れてしまっていたのですが、パンツそのものはまだまだ使えるので、ここしばらくはゴム紐で外から縛り付けていたのですが、そのゴム紐を忘れてしまいました。
ターンする毎にパンツが脱げていく。水中とはいえ変質者になりかねない。100m泳ぐ毎に中断を余儀なくされペースが掴めず1000mで切り上げました。
3時間の徒歩があるので、運動量としてはいつもの2000mに匹敵すると思いますが。
水泳1000m、今年51回目、総距離98000m。
5月21日(火) 議会改革度ランキングを順調に下げ続けてきた藤枝市議会
議会改革度ランキングと言うものがあります。
早稲田大学マニフェスト研究所が主催しているもので、全国1500余の地方議会を独自調査、ランキングとして毎年発表しています。
調査項目だけで、事実を反映しない問題点はあると思いますが、議員の間では権威あるランキングとなっていて、上位の議会には全国から視察が殺到しています。
藤枝市議会は、2017年、71位という県下で最高位のランキングになりました。
この年は、政務活動費の領収書の全面公開、通年議会制度の実現などがあり、それがランキングに反映しました。
しかし、それ以降、”順調”に順位を下げ続け、2020年には268位。2022年には300位以下となりました。ランキングは300位までしか公表していませんので、見事”圏外”に散っていったのです。
この間、身を置いたものとしては、その衰退ぶりがよくわかる。
市議会だよりのページ数を減らす事を平然と行ったり、通年議会がありながらただの一度も議員側から臨時議会を開かなかったり。
今日の代表者会議でも、議長副議長は全議員の投票選挙によって選出すべきだと当たり前のことを言っても、私以外は所信表明をした議員だけが議長候補になるという地方自治法のイロハさえ理解してない有様であったり。まともな議会運営を言っても無駄な事が多々あった。それでいて自分たちは改革を進めているんだと本気で考えているようなので、手に負えない。
早稲田大学は300位以下のランキングもぜひ公表してもらいたい。わずか数年でこれほどまで急降下しているので、現状は1000位以内も怪しい。末期のピンクレディ。
議会の後、党の会議など。
水泳2000m、今年50回目、総距離97000m。ひじ痛なく、良好でした。
5月20日(月) 大村候補「リニア、水環境とリニアの両立を進めながら、1年以内に結論を出す」公約撤回
危機管理スペシャリスト??はぁ
自民党が推す大村候補が、「1年以内に結論を出す」と言う自らの公約を告示後に撤回しました。
政治家にとって、公約は”命”です。有権者は、その公約を見て判断し投票します。当選したら、任期中はその公約実現に向けて全力を尽くさなければなりません。撤回となれば、それなりの理由が問われます。
昨日の朝日新聞によると、「1年以内に結果を出すと申し上げたが、大変重要な問題があった」と。
瑞浪の井戸枯れで、JR東海が県への報告が3か月かかった事を挙げ浪の井戸枯れを受けて「前提は信頼関係。それがないのだったら、(1年以内に結果を出す約束は)いったんストップする」と。
大村候補は、1年以内にどうやって結果を出すのか。
もともと、その説明が希薄です。水問題の出発点は、2013年「毎秒2トン減る水を全量大井川に戻す」がスタートラインです。JR東海は、全量戻すことを工事認可の条件として約束しました。
JR東海は全量戻す必要はないと(ポンプアップすれば、それで済む話だとも)言ったので県は拒否。話し合いは膠着状態になりましたが、2018年になってJR東海は突如「全量戻し」をすると言ったのです。
2013年から5年間、無駄な時間が過ぎていきましたが、2018年以降は、県とJRとの目標が一致して県専門部会が設置。今に至るまで、両者との間で「毎秒2トン」「全量戻し」をどうやって実現するか。科学的な議論が積み重ねられています。
副知事の立場であった大村氏であるならば、こうした議論の積み重ねは当然知っているはずですが、これを1年以内に結論を出すということを豪語したわけです。
では。どうやって1年以内に結論を出せるというのでしょうか?どうやってを実現するのか?魔法の杖の如く言っていましたが。
ここで、瑞浪事故が発生してトンネルによる水枯れが大きく報道され、自らの公約に説明が出来なくなったのでしょうか?。1年以内の公約をあっさり投げ捨てました。
これが”危機管理のスペシャリスト”だそうです。
トンネルによる水枯れは、既に山梨実験線で起こっている。今に始まった問題ではありません。メディアも今になって大騒ぎしていますが、その時点で報道できるはずです。当時は今と比べ報道量が少ないとはいえ、スペシャリストと言うにには、あまりにもお粗末ですね。
5月19日(日) 命と水を語る集い、報告を行いました。
今日は後援会の方が中心となって、第2回目の「リニアと命の水を語る集い」を開いていただき、リニア報告を行いました。
もり大介、県知事候補も短時間ですが忙しい中、駆けつけてくれました。約50名の方が参加してくれました。
スライドを使って説明を…
リニアに対して様々な住民運動があり、水を巡っては藤枝市はじめ8つの市民団体があり、連携を取り、JRに対して公開質問状を送ったりしています。
一方で、共産党は「リニア反対」を貫いていますが、新幹線の4倍の電力を使う、高速の都市間移動はリモートが普及している現状で無意味など、当然の理由ですが、水問題で連携を取っている市民の中にはリニアそのものを否定していない方も多くいます。共産党と一緒にやる事が嫌いな方も多い。
連携を深めるには、水問題の理解が必要です。
今日の報告は水問題でも特に重要と思われる2点に力点を置きました。
①2013年、JR東海が約束した「毎秒2トン減る」「全量を大井川に戻す」を未だに説明できない事
②2022年、JR東海が提案した「田代ダム案」は①をクリアーする案ではない事
を中心にスライドで説明しました。
私の説明は30分程度でしたが、その後の質疑応答が1時間近く。水問題に関してだけでなく、他にも多くの質問が…
外国にはリニアはあるのか?(上海に短路線であるそうです)
料金はいくらになるのか?(現在の新幹線の1000円増しだそうです)等。市民の皆さんの関心は非常に高い事を実感しました。
リニア推進知事が誕生したら、どうすればよいか?という問い。
県専門部会とJR東海との協議は2018年から断続的に続けれており、科学的な議論が積み重ねていて、具体的に47項目を定めていて現在30項目がまだ未解決(17項目しか合意していない)な状況で、例え知事が最高責任者と雖も、簡単に「ちゃぶ台をひっくり返す」事が出来るとは思えません。
それを許さないのは、世論です。
瑞浪の水枯れが大きく報じられた事で、大村候補は「1年以内に結論を出す」公約を一旦保留すると発表しました。そうさせたのは、世論です。市民団体に参加するなり、大きな流れとなれば推進勢力に勝てる余地は十分あると思います。
その後、お世話になっている方が参加している合唱団(つむコン)のお誘いを頂いたので市民会館へ。16時終了ですが、ギリギリ最後のフィナーレに間に合い、全員の合唱、はるかな尾瀬~♪、しんみりして涙が出てしまいました。
5月17日(金) 瑞浪町の井戸枯れ、リニアが原因とあっさり認め工事中断を決断するJR東海と、それを大きく報じるメディア
岐阜県瑞浪市大湫(おおくて)町で、ため池や井戸などの水位が低下したことがわかり、JR東海はリニア(日吉トンネル工事)によるものだと、ほぼ認めました。
JRによると、昨年12月と今年2月にトンネル湧水が発生、2月にJR観測用井戸で水位の低下がみられたので、瑞浪市内の32カ所を調べたところ、集落に水を供給する共同水源3か所、個人用井戸9カ所、ため池2カ所の合計14カ所で水位の低下がみられ、共同水源の1か所は枯渇したので、井戸の新設と上水道の工事をJR負担で行うと同時に、トンネル掘削工事は中断、トンネル先端から水平ボーリングを実施して前方の地質を調べる事としました。
そして、これを各メディアのほとんどが比較的大きな扱いで報じています。
しかし、これまで同様の水枯れは、既に山梨実験線で数か所起こっており、この時はメディアのほとんどは無視。良心的な一部のジャーナリストが報じたのみでした。
川勝知事を辞職に追い込んだのは、JR東海の発表を鵜吞みに”静岡悪邪論”を展開してきたメディアの責任も大きい。
それを知っているだけに、今回の水枯れのJRの対応は当然だし、それを大きく報じるようになったのは、明らかに今までと違います。何か変化でもあったのかな?中断をしたからという事で大きな扱いになったのかな?
世論の潮目が変わったのか?そうであればうれしいですけれど、これまでの経緯を見ている身からすると、どうしても穿った見方が出てきてしまう。
一旦、工事を中断するけれど、お手盛りの調査結果を公表して、それを大体的に報道させて工事再開。JRは住民に真摯に向き合っているという印象を与えるため、今回の水枯れは”絶好”の機会ではないか…
私の予想が当たらない事を祈るばかりです。
今日は、19日のリニア報告会の資料作成でほぼ終日。夜は、高洲地区教育振興会の総会にお招きいただき挨拶。
水泳2000m、今年49回目、総距離95000m。
400m程度泳いだところで、左肘が痛くて泳ぐことが出来なくなって一旦立ち止まる。このままやめようかと思いましたが、ペースをゆっくりにして再開すると調子よく2000m行けました。
5月16日(木) 政党カーから、もり大介候補への支援を訴えました。
今日は、共産党政党カーが藤枝に来る日です。佐藤議員と手分けして、市内各地で訴えました。
訴えている途中で、一台の車がスッと寄ってくるので「苦情か?」と思いきや、「もう投票してきました。頑張ってください。」との激励でした。
今日は、もりさん本人はいませんでしたが。本人に伝えたいような嬉しい声援です。
日曜版の配達集金、事務作業など。
水泳2000m、今年48回目、総距離93000m。左ひじが何故かピリピリと痛い。
5月15日(水) 静岡新聞1面(14日付)県専門部会「県内ボーリング認める」は”誤報”ではないのか?
昨日の報道はかなり衝撃的でしたが、よくよく調べてみると、かなり怪しいというか、誤報と断言してもいいと思います。
田代ダム案の根拠となる10か月の工事期間中県外に流出する水量500万tが「不確実性が伴う」ので、山梨県側からのボーリング調査が進められています。
この調査自体、静岡県は否定しておらず、リスク管理の観点から県境を越えるボーリングは地下水を多く含む断層帯を削孔するにあたり、事前に大量湧水への対応等を合意した上で進めて行くことを要請していました。
※(リニア中央新幹線建設の環境影響に係る県とJR東海の対話の状況)より
ところが、利水協が県境を越えてのボーリングの早期着手を求め(北村市長はモニタリングをしっかりやってからと2月議会で述べたが、それが伝わっておらず、染谷市長の言い分のみ流れているのを放置しているので、実質的に加担している)ており、あたかもそれを実行する事で水問題が解決するがごとく言われているのは根本的解決にならない事であるのは何度か記載しました。
しかし、県の資料や関係者の方の意見を伺ってみると、静岡新聞の報道のような県境を越えたボーリングを県専門部会は容認しているとはとても思えないのです。
ボーリングは令和5年2月に開始されました。約7か月の長期にわたり調査を続けてきたために、メンテナンスの必要が生じ、同年10月に一時休工していましたが、メンテナンスが完了したので20日から山梨県側501mでボーリングを再開すると県専門部会で説明し了承されたというものです。
右の図は、今回JR東海が示した今後の削孔計画(一部加筆)ですが、不鮮明で申し訳ないのですが、青い部分の500mとある左側の黄色い蛍光ペン縦線(私が記しました)が県境で、右の緑の部分(山梨県)から徐々にボーリングを進めて行く、その都度、必要な事態が生じればより精度の高い(コアボーリングなど)の調査を行うという事です。
しかも、この間には断層があることがわかっており、その調査手法も今まで決まっていなかったけれど、その調査の手法の一つとしてボーリングを認めたという事です。最終的な県境を越えてのボーリング(図でいう⑦)に至るまでには色んな段階があるわですね。
※JR東海提出、今回のご説明の概要。ページ3から4までのあたり https://www.pref.shizuoka.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/057/230/240513_02shiryou2-1.pdf
県専門部会は概要だけでなく、詳細もHPにUPしています。議論の土台となっているのが「山梨、静岡県境付近の調査及び工事の計画について」ですが、ここではJRは今回の提案について、こう記しています。
この「計画について」は、これまで専門部会の議論を経て加筆されてきているのですが、今回のボーリングについて加筆されたのは赤色の部分です。
以下、引用。
「今後の計画」
これまで掘削を進めた先進抗の先端付近、具体的には県境より501mの地点(予定)より高速長尺先進ボーリングを再開いたします。山梨県内を調査したのち、県境を越えて静岡県内についても調査を進めてまいります。
なお、高速長尺先進ボーリングの結果、湧水量の多い箇所や地質が変化する箇所等では、必要に応じてコアボーリングの実施を計画します。
引用、終わり。
これを読む限り、どうみても県境を越えてのボーリングを容認したとは思えません。山梨県側のボーリングは認めるけれども、県境を越えては「調査」を進める事だけ(ボーリングと調査は別であることは言うまでもありません)であり、その過程で異変があればコアボーリングをするというだけのものでしかないと思えないのです。
※山梨・静岡県境付近の調査及び工事の計画について 令和6年5月 JR東海 資料2ページhttps://www.pref.shizuoka.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/057/230/240513_03shiryou2no2.pdf
中日新聞は、”山梨ボーリング調査 容認”と表記しています。こちらの方が正確ではないのでしょうか?
静岡新聞は、知事が辞職したことにより一気に議論が加速することを一面に出す期待感を持たせる表現を前面に出しています。
報道機関によって差があるのは仕方ありませんが、県下で最大部数を誇る新聞社でありますから、影響は重大。事実を踏まえて報道すべきではないでしょうか。
今日は南口で朝の駅頭宣伝、ビラ巻き。その後、会派代表者会議。事務作業でした。
5月14日(火) 静岡の名前の由来の山、賎機山(しずはたやま)へ登ってきました。
静岡の地名の由来をご存じでしょうか?
廃藩置県までは、駿府の中心の府中(ふちゅう)と呼ばれていましたが、府中=不忠に通じるという事で、今回登る賎機山から賤をとって、「賤が丘」としたけれど、賤は訓読みで「いやしい」となるので、静岡になったそうです。
今日は、そのような名前の由来のある賎機山(しずはたやま)へ。知事選の合間ですが、半日お休みを頂き出かけてきました。
スタートは浅間神社です。藤枝駅6時半発の電車で出かけたのですが、地下道の出口を間違えてしまって、浅間神社7時半スタート。大幅なロス…
議員になる前は静岡市内の旅行会社に長年勤めていて地理は承知しているはずでしたが、あてになりませんね。
今日は、鯨が池までの縦走コースで、所要時間は約4時間、標高差600m程度。浅間神社から~浅間山~賎機山~一本杉~福盛山~鯨が池へと下ります。
朝散歩の方と挨拶をしつつ行き会いながら最初のピークの浅間山へ、ここには戦没者記念碑があります。
一方で、その傍らにB29墜落搭乗者慰霊碑がありました。これは恐らく静岡空襲時に撃沈されたアメリカ兵の供養をするのが目的でしょう。傍らに碑文がありましたが、英語でしたのでよくわかりませんでした。
あの時代に、米兵のために慰霊碑を建てるという思いがあったのでしょうか。強く印象に残ります。
アップダウンを繰り返しながら、11時半過ぎに鯨が池着。
若干荒れているところもありましたが、終始快適な縦走を楽しめました。
ここから車道を歩いて「桜峠入口」バス停からは、30分に1本の割合で静岡駅行バスがあります。
その途中にある「妙見下」バス停で降りれば、「美人湯」という温泉があります。
当然、想定の中に入っており、着替えもリュックに詰めておいたのですが、入浴後3時間くらい時間がないと満足できません。
明日は早朝から”激務”が続くので、激しく迷いましたが、自重し帰宅。自宅でバスクリン入浴でした。
今度は、ゆっくり温泉に行きたいです。
今日も、楽しい山行でした。
5月13日(月) 「議会だより」のリニア質問内容を見て、未知の方から激励の電話を頂きました。
2月議会の代表質問で取り上げたリニア問題を掲載した「藤枝市議会だより」(5月5日発行)を見た方から、激励の電話を頂きました。(右図と下図)
大井川の水の影響がどれほどなのか…心配しているけれど、情報が少なくて何がどうなっているかわからない。
掲載されている私の質問内容を見ると明らかに島田市長が暴走しているのが判った。こうした議論を続けてもらいたいとの事です。
質問当日(3月4日)は、まだ知事辞職前でしたが、2月25日にJR東海社長と流域自治体10市町の首長が非公開で会合を持ち、田代ダム案を裏付ける県境を越えるボーリング調査の早期実施で合意、それを「流域自治体の総意」と表現したのです。
さらに島田市長は28日付の中日新聞で「利水協は役割を終えた」「川勝知事は流域住民の代弁者ではない」と発言し、メディアも島田市長を「流域自治体のキーパーソン」「まとめ役」と表記し、これらも「総意」の如く表現しました。それを受けての議会質問です。
当時の藤枝市長の答弁は、「役割を終えた」等の発言は25日の協議では一切なかったこと(島田市長の独断に過ぎない)や、藤枝市長の考えは報道通りの内容ではなく「誤解が生じている」と述べるなど、島田市長の暴走ぶりが明らかになったと思います。
しかしながら、今の状況はもっと「深刻」で、島田市長は5月1日の記者会見で「県専門部会は廃止すべき」といい、自民党候補者は「リニアは1年以内に結論を出す」(どうやって出すんだろうか?その説明がない)といい、その候補者の決起集会に島田、藤枝、焼津3市の市長が勢ぞろいするという。
しかし、見てくれている人は見てくれていると、今日の電話で実感しました。
ところが、なかなか市民の間で浸透していない「議会だより」を、議員自ら予算がないとかデジタル配信すべきだという短絡的な理由で、ページ数や文字数を減らし、ゆくゆくは無くしていこうとする、マイナ河野同等のデジタルイデオロギーが議会の中にはびこっていて、現に削減が行われています。発信の重要な媒体である「議会だより」を議員自ら縮小するという愚かさを理解できないらしい。
最も、「議会だより」を見てもらいたいと考えるなら、相変わらず知らない事をただ聞くだけの質問になっていない質問をどうするかを考えるのが一番かもしれません。
今回の「議会だより」も、議員の問いのほとんどが「~~を伺う」となっていて、それに対して当局の答えを載せる。まるで広報誌だ。市民が求めているのは、議員と執行部との間での「緊張感ある論戦」です。こんな内容では、文字数を減らしたところでますます読んでもらえなくなるだけです。
今日は知事選の党の会議などで終日。
水泳1500m、今年47回目、総距離91000m。
5月12日(日) 地区社協総会、”介護タクシー”実現へ
今日は午前中、来週19日に駅南支部後援会が主体となって行う「リニア報告会」について、お誘いの訪問活動を行いました。
当日は知事候補、「もり大介」さんも短時間ですが駆けつけます。時間は13時半~場所は追分町内会館です。
午後は高洲地区社協の総会にお招きいただき挨拶、少子高齢化が進む中、本来は公が行うべき福祉部門を地域の方に委ねている実態があります。
地区社協では、高齢者の外出支援として「高洲足すとし隊」という事業を実施、低料金で買い物を主とした移動支援を行っています。
私からは先の議会で実現の運びとなった「介護タクシー」の内容について報告、これは高齢者でも車いすなど要介護者を対象とした移動支援であり、実現すればこの地域では初めての取組となります。
現在、2つの法人が名乗りを上げていますが、制度が定着するか否かは日ごろ地区で活動している社協の皆さんの力を借りなければいけません。その旨、挨拶させていただきました。
水泳1500m、今年46回目、総距離89500m。
5月10日(金) 無責任で聞こえの良い言葉ばかりのリニア推進候補者
告示後の報道やSNSから見た有力2氏のリニア主張は…
大村氏「リニアは水と環境を一切妥協なく、1年以内に結論を出します」
どうやってだすというのでしょうか。無理な事を大風呂敷を拡げて言うのは無責任です。もっとも、染谷氏が言うような県専門部会を廃止すれば1年以内の結論は可能でしょうが(水と環境を破壊する事になりますが)
鈴木氏「東部地域にはたくさんの人が移住してきている。リニアで、こだまやひかりを増やす事が出来るので、それを促進することが出来る」
リニアが開通すれば東海道新幹線は赤字になる事はJR東海も認めている。そんな赤字路線にJRが増発をするでしょうか。JRは一応増発するとは言っていますが、それは新大阪開通後の話。何十年も先の事です。絵空事を現実のように言うのは詐欺に近いです。
何をもって「幸福度日本一」か。
森氏、「リニアでは川勝県政を継承する。その上で何故リニアに反対するかは丁寧に説明していく」
私もリニア川勝県政、リニア反対の党の立場を丁寧に説明していきます。
頑張りましょう。
今朝も昨日に続き南口で議会報告のビラ配り。その後は議員研修会。
朝、何度かモーニングで通っていた夫婦2人で切り盛りしていた愛用の喫茶店が、ずっと閉店しているので気になっていましたが、まだ若くして奥さんが突然死したと知り、お線香に伺いました。寂しい限りです。
水泳2000m、今年45回目、総距離88000m。
5月9日(木) 知事選告示、声出しNGでも駅頭宣伝は続けます
知事選が告示されました。
告示後は投票日まで許可を受けた車両しかスピーカーでの声の訴えは禁止されます(おかしな規定ですが)
週2回の朝の駅頭もハンドマイクはNGとなりますが、ビラ配り(候補者の名前を入れたものは法定ビラしか許可されない)は告示後も支障なく配れるので、今日は私も同行党員の方と一緒にビラ配りしました。
普段はしゃべり続けているので直接声をかけてくれる人はいないのですが、今日は複数の方が「頑張って」等声掛けしてくれました。ビラもいつも以上でした。
その後は日曜版の配達集金、公営掲示板のポスター貼り、佐藤議員と打ち合わせでした。
5月8日(水) 知事選告示前日、音の出る宣伝は今日までなので街頭宣伝を行いました。
今日は代表者会議。これから今季下半期の議会人事を巡る話し合いが断続的に行われます。
今日は常任委員会の人事について。この中で私が主張していた代表者会議の座長=議会運営委員長が実現する事になりました。
4つの会派がありますが、代表者会議のメンバーは藤新会2名、ふじのまち未来、公明共産各1名で構成されます(正副議長はオブザーバー)
代表者会議は法的な機関ではありません。議会の意思決定は議決です。その議案を上程するかどうかを決めるのは議会運営委員会です。代表者会議は議案の中身を事前調整する場です。常任委員会人事は議決が必要ですが、委員会に所属する個々の議員名を含めた議案にしなければ議決できません。
議決議会を主導するのは、あくまでも議会運営委員会です。
ところがこれまでの2年間、議会運営委員会の委員長(ふじのまち未来の平井議員)が代表者会議の座長になっていないばかりか(現在の座長は藤新会の多田議員)代表者会議にすら参加していないという異常事態が続いていました。
背景には、2年前の市議選直後、共産党以外の各会派で結託し人事を秘密裡に話し合った経緯があります。
私以外の会派代表が話し合って会派間の力関係を”誇示”すべく議長副議長委員長ポストを決めたのです。主眼は重要ポストの獲得でしたので、座長=議運委員長という視点がありませんでした、
藤枝市議会では未だに議長、副議長、監査委員を”三役”と称し、議長になるには、監査委員、副議長を経なければならないと言う暗黙のルールが存在するのです。
こんな市民不在のルールがあったので、肝心の議会運営の円滑さなど考えが及ばなかったのです。
しかし、それを起因にして様々な支障が出てきました。
深刻な事態となって現れたのが台南市議会との連携協定。詳細は省きますが、代表者会議ですべてを決めてしまった事で議会が混乱しました。
今日の会議で、4会派すべてが座長=議運委員長にすることで一致しました。
これまで私が主張してきたことが実現し嬉しい事ではありますが、これを期に議会が正常化するとは思えません。改革度ランキングも下がり続けているし、代表者会議に参加していない他の議員はどう考えているのでしょうかね。
「市議会だより」の編集権をもつ市議会広報広聴委員会が「市議会だより」のページ数を減らしたり、一般質問の掲載文字数を減らす事で「見やすい市議会だよりにする」と本気で考えている議会ですから、何を言っても無駄でしょう。広報広聴委員会のメンバーは代表者会議になっていない。
内心、不満を持っている他議員の様子はわかるが、結局、イエスマンばかり。
私としては、執行部に対する「言論の自由」だけ保障されればそれでよろしい。
午後は市内街頭宣伝です。明日が告示なので、音の出せる宣伝は今日までとなります。高洲田沼地域を中心に7か所で訴えました。
昨日、新たに2人の候補者が出て6名の争いになるとのことですが、共産党の森さん以外は、浜岡リニアのいずれも「推進」「前進」の立場ですね。
リニアについては、これまで散々書いてきたので省きますが、福島では震災から13年経った今でも2万8千人もの方が避難生活を余儀なくされています。原発の事故は水害や火災と違い、放射能がなくなるまで数十年間も故郷に帰れない「異質な危険性」があります。
現在、中電館内で運転している原発は一機もありません。それでも電機不足は起きていません、地震の震源域の真上にあるという世界一危険な原発を、今敢えて動かす必要はどこにあるのでしょうか。
これほど明確な争点がありながら、共産党の共闘相手である立憲民主党が早々と浜岡もリニアも推進する候補を推薦する様相です。
県民の受け皿は、森さんこそ!今日はその訴えでした。
5月7日(火) 雑草の処理を。藤枝市「草刈りマッチング事業」で解決できました。
私の近所の方から、党員の方を通じて自宅前の雑草がひどくて、何とかしてもらいたいとの相談を受けました。
もともとは田んぼだったのですが、米を作っても赤字が増すばかりという自公農政の下で、こうした「耕作放棄地」が随所にあります。
土地を売ればいいのではないか?市街化調整区域の青地地区は農地以外の土地転用が許されていません。売りたくても売れない。そんな事情があります。
市の担当課(農業委員会事務局)は「草刈りマッチング事業」を軸に動いてくれました。
草刈り作業を依頼したい人と草刈り作業の実施が可能な人を登録して農業委員会で管理調整しマッチングさせるという制度です。
※藤枝市草刈りマッチングで検索すればすぐ出てきます。
費用負担はあくまでも所有者になりますから、所有者がやる気になるかどうかという問題は残るものの、どうしていいかわかないがままに放置してしまっている所有者にとっては、草刈り実施に係る書類作成も市が援助してくれることもあり、心理的負担もなくなることでしょう。
費用は聞いていませんが、民間と比べて安い事は確実でしょう。
市の「あっせん」があったからこそ、所有者の方も動いたのでしょう。
藤枝市正規職員数は、人口同一規模の自治体と比較して少ない方から数えてベスト(ワースト10)に入る少なさです。苦労も多いはず。
にもかかわらず、担当課は現地に足を運び調査してくれた上、完了報告の電話も頂きました。確実な対応嬉しいです。ありがとうございます。
水泳2000m、今年44回目、総距離86000m。
5月6日(月) 壮年会行事など
連休最終日。
日刊紙早朝配達後は壮年会行事でした。
水泳2000m、今年43回目、総距離84000m。
5月5日(日) リニア議論、意味のない副知事の1年リミット提示
JC主催の討論会後の記者会見で、大村候補(副知事)が静岡工区について「1年以内に結果を出す」と発言したそうで、これが物議を醸しています。
静岡だけが工事が遅れているかのような事実に基づかない”印象操作”が行われていますが、他県の工事の方が遅れており、今後10年以上見込みがたっていません。
※4月28日付、私のブログを参照してください。
それが解決しないのに、1年以内の結論を出す事に何の意味があるのでしょうか。
県専門部会とJRは2018以降、水と環境とどう維持するか専門的な議論を積み上げてきました。現段階の到達点は、47項目のうち30項目が未達成、これから克服していこうとするこの時に知事がリミットを定めればこれまでの議論が全て無になります。
乱暴ですね。1年の意図を記者に聞かれた大村候補は「1年以内に着工を認めよという意味ではない。期限を区切る事で議論を加速させたい」の言ったそうですが前述と変わりません。染谷島田市長(国土交通省、中央建設審議会のメンバーでもある)は「県専門部会」廃止と述べました(5月1日付)。通じるものがありますね。
鈴木候補は「1年は短すぎる」としつつも「課題はクリアーになった」と言いますが、一体何がクリアーになったのかがわからない。
田代ダム案を言うのでしょうか。JR東海に調査を提案させることを言っているそうですが、「毎秒2トン減る」回復策を示さずに2027年開業の遅れを静岡だけのせいにしている卑劣な会社です。まともな調査を提案するとは思えません。相手の土俵にのるような知事では困りますね。
森候補「県専門部会が科学的工学的に議論を積み重ねているのに、そんなに簡単な問題ではなく、議論はもっと長くかかるでしょう」
違いは明らかですね。
反対反対!の連呼にならないように訴える工夫が必要です。
水泳2000m、今年42回目、総距離82000m。
5月3日(金) 護憲の闘いを受け継ぎ空洞化許さない、憲法記念日街頭宣伝
憲法施行77年の記念日、市内各地で街頭宣伝です。
憲法前文には決意が記載されています。
「政府の行為によって再び戦争の惨禍が起こることのないようにする」と。
不正義の戦争に動員された日本軍や日本国民、日本の侵略によって殺された多くの外国人らの悲惨な体験の上にあります。
岸田政権はこれを蹂躙し空洞化する「戦争する国家づくり」を一気に進めています。敵基地攻撃能力の保有、空前の大軍拡、究極の殺傷兵器である戦闘機の輸出、自衛隊を米軍の指揮下にして国連憲章違反の先制攻撃に加わることなど。
私は全くテレビを見ませんが、放映中のNHK連続テレビ「虎に翼」の女性主人公は、弁護士を目指すも、戦前は結婚後の女性は法的無能力者とされ参政権すらなく当然弁護士になれなかったが、新憲法14条「すべて国民は、法の下に平等であって、人種、信条、性別等により、差別されない」を食い入るように読む場面からドラマがスタートしたそうです。(実在をモデルとしている)
9条だけがクローズアップされますが、「生命、自由、幸福追求に対する国民の権利を国政で最大に尊重」13条、「両性の本質的平等」24条、「健康で文化的な最低限度の生活を営む権利」25条、「教育を受ける権利」26条、など、軍事以外の社会保障、教育など国民の暮らし主要部分に係る権利を保障しているのが憲法です。
改憲勢力は国会で改憲発議に必要な議席数を持ちながら出来ていません。憲法の平和原則を支持する国民世論、悔しさ苦しさの中で声を挙げてきた闘いがあったからこそです。かつては偏見にさらされていたLGBTQの人の権利が一歩づつでも前進しているのは憲法がありそれに基づく訴えがあるからでしょう。
憲法の空洞化を阻むのも、憲法の理念を前進させるのも、国民の世論と運動です。誇りある闘いを引き継ぎ、理念を実現する決意を述べました。
その後は、駅南支部の方と支持者訪問でした。
5月2日(木) ビラ巻き
今日はビラ巻きです。私の近所が担当地域で全体で3時間かかります。普段、山の3時間は1~2回の小休憩というペースですが、なぜかビラ巻きは間に1時間程度の大休憩を挟まないと続けられません。
配布中、たまたま外にいる人には「近所の市議会議員の石井です。議会報告を届けに来ました」と声をかけるようにしています。今日は連休の合間の好天でしたので、テントを干している方や洗車をしている人などが多く、初めて会う方も数多くいたのですが、どなたも笑顔で受け取ってくれました。
それがなによりも励みになります。
5月1日(水) これは酷い!「県専門部会廃止」発言
今日は市民メーデーの日。文化センター会場いっぱいの参加者で若い人も多く、補選の結果もあって”希望あるメーデー”でしたが、昨日の染谷発言で内心は”希望あるメーデー”どころではありませんでした。
染谷氏は「リニアの県専門部会は一度廃止、解散しないと仕切り直しもできない。専門部会は川勝知事の下でその方針に沿って議論している。今のままのメンバーで続けていくのは難しいのではないか」と述べました。
2013年、毎秒2トン減る湧水を全量大井川に戻す工事条件を5年間無視し続けていたJR東海は2018年になって「全量戻す」ことを表明、ここで県とJR東海との間で基本認識が一致して設置されたのが県専門部会で、その後科学的根拠に基づく対話が続いています。
その議論の内容を、染谷氏は承知して発言しているのでしょうか?個人的な見解と前置きしたそうですが、公式の記者会見の場で市長の立場での発言ですから当然その内容が問われます。
例えば、染谷氏が力説する県境を越えてのボーリング調査に対して県の専門部会は(静岡県はボーリングを止める事を目的ではない。地下水を多く含む断層帯を削孔するにあたって、ボーリングの中は大気圧となるので、ボーリングが近づくと周辺の高圧の水が圧力差で流れ込み、結果として静岡県側の水が引っ張られることが予想される。この現象はJR東海も認めている。流出した場合に流出量を測定し、その量を全量戻す体制が確保されている事が必要である。だからモニタリング体制を取る事が前提だ)と述べています。
水源は一旦失ったら元に戻りません。当然の主張です。県専門部会はここまで議論して結論を発表しているのです。(県のHPから見れます)
染谷氏はこの事を承知しているはずです。なのに専門部会を「廃止しろ」とまで言う真意はどこにあるのか。
これまでも「利水協は役割を終えた」「川勝知事は代弁者ではない」などと言い「流域自治体の総意だ」と住民の理解を得てもいないのに勝手な発言を繰り返してきた染谷氏を、メディアは「キーパーソン」「まとめ役」などと持ち上げ、特集番組や記事を作って発信してきました。
2月議会で「染谷市長が流域自治体の総意と言っているが北村市長も同様の考えか」と問いました。北村市長の答えは「報道によって誤解が生じている」と述べ、報道とは一定違う立場を述べました。
そうであるならば、北村市長自ら説明すべきではないのか?と求めましたが、答えはなく、これまでの間自ら話した形跡はありません。
しかし、今回の廃止発言は北村市長が同調するはずありません。流域自治体でも意見が割れている事を次の議会で明らかにすることは私にもできる事です。
そういう意味では、今回の発言は”判りやすい”とも言えます。そうでも考えないと腹の虫が治まりません。
いくらなんでもひどすぎる発言。それでもメディア(一部を除く)は「キーパーソン」「まとめ役」と持ち上げ続けるのか…地元の静岡のメディアほど持ち上げるのは何故なのか…
水泳2000m、今年41回目、総距離80000m。