8月31日(水) 南口駅頭宣伝・9月議会準備
今日は、恒例南口駅頭宣伝。朝7時から駅南支部党員の方と1時間おこないました。
日差しはまだ強いですが、風が涼しくて一年で一番やりやすい季節かもしれません。
今日は、今月20日に高洲地区8か所で測定した放射線量の測定結果をビラで配りながら行いました。
市はこの数量を公表していません。焼津では詳細な数値をHPで公表しています。
風評被害は、数値を公表しないから広まります。また、今回の震災直後、政府は原発3km圏内住民を避難させる際に「心配ありませんが」と言い、わずか数日後今度は10km圏内住民を避難させる際も「念のための処置です」といいながら後になってとんでもない状況であったのが明らかになり、政府の不信につながっています。
都合の悪い情報でも、あえて公表してこそ行政に対する信頼も深まります。
今日のビラは、まいてくれるのがたった一人にもかかわらず1時間で用意していた130枚を配りきりました。
その後は一日市役所にて9月議会準備です。
8月30日(火) 住宅耐震助成制度・リフォーム助成について都市建設部と折衝・一般質問通告・広報広聴特別委員会・無料法律生活相談会
今日は、9月議会一般質問通告締め切りです。私は、9月9日(金)3時半くらいから(他議員の質問時間によって前後します)になります。
テーマは2つです。
標題1、子供たちを放射能から守り、実のある防災計画を
①藤枝市でも、公園・学校などの放射線量を測定し公表すべきだ
②福島では45%の子供が甲状腺被曝をしていることが明らかになった。予防策として安定ヨウ素剤を全子供に配布すべきだ
③今後の防災計画・保護計画をどのように策定していくか
標題2、放課後児童クラブの今後のあり方
①市と地元運営委員会の委託方式から市が積極的に関与する方式に改めるべきである
②放課後児童クラブは教育の一環としての認識はあるか
③保育料の減免制度の充実を求める
④指導員は、専門職であることについての認識
⑤子供子育て新システムに対する市のビジョン
これらの項目から相手の返答を想定し、その返答のパターンでの再質問を考えて実のある答弁を引き出していきます。
その後は、都市建設部長と6月議会で私が求めた住宅耐震助成制度の拡充と住宅リフォーム助成制度の実現に向けて意見交換と申入れをしました。
住宅耐震助成制度は、現在県と市併せて40万円が限度額です。耐震工事が最低でも150万位する中で、助成額の低さが問題であると引き上げを6月議会で求め、市も独自制度の実施も含めて検討を約束していました。
また、リフォーム助成制度は、住宅の屋根の吹き替えや畳の張り替えなどの工事に対する助成ですが、これらの工事を地元の中小の工事業者に請け負ってもらう事で、雇用の場も広がり法人市民税増収にもつながる制度で全国で広がりつつあり、これも6月議会で導入を求めたところ検討を約束していたものです。
今日は、その後の検討状況について伺いました。助成制度の増額については何といっても工事費の高さとの差があるとは市も認識していますが、独自政策については1軒の家で例えば3つある部屋ののうち1つの部屋を工事補強し家庭内シェルターとすることに対する助成制度を検討しているとの事です。
現在の助成制度は、あくまでも一軒の家全体の工事に対するものであるので、シェルター制度は工事費も安く技術的にも確立しているものであり、良い案だと思います。本来であれば家屋全体の補強が一番いいのは当然ですが、まず寝室だけでも補強工事出来れば安心感がUPするのは間違いありません。
リフォーム助成制度は、所管が産業振興部と重なるところもあるので、連絡を取り合いながらという返事でしたが、改めてこの制度のメリットを強調し、是非導入に向けて前向きに取り組んでもらいたいと訴えました。
午後からは広報広聴特別委員会。10月から11月に行われる議会と市民の意見交換会(タウンミーティング)について、私は11月5日(土)市役所本会議室の班になりました。(21人が3班に分かれます)
また、私からの意見として検討事項になっていた、各議員の採決の賛否状況を市議会だよりに掲載することについて、各会派で議論することになりました。
現在の市議会だよりは、一般質問は各議員の発言内容が載っていますが、賛否が分かれた採決については、誰が賛成・反対かはわからず”賛成多数”とだけ記されています。
市民が選挙で投票した議員が議案に対してどういう態度をとったのかを知らせるのは当然です。こんなことひとつとっても、なかなか進みません。今回は市民から”何故だ”という声があったという事です。当然だと思います。
採決だけでなく、議案質疑や賛成反対討論者名も記すべきだと思います。
その後は、市役所にて終日9月議会準備。夜は無料法律相談会。今日は6組の方が相談に見えました。
8月29日(月) 一斉駅頭宣伝・児童課打ち合わせなど
今日は、5時15分に起床し日刊紙配達の後、朝7時より南口にて一斉駅頭宣伝です。広幡藤岡支部党員の方4名と行いました。
先日、日本共産党藤枝市委員会で作成した、浜岡原発廃炉をもとめるビラ”明るい藤枝”に、永久停止を求める署名を添付して配布しました。
朝の忙しい時間なので、署名をしても集まらないだろうと、署名用紙に私宛の返信用封筒をホッチキスで止めて配りました。
予定していた180枚を1時間ですべて配りきりました。
その後は、市役所にて大石議員と9月議会打ち合わせ、午後は児童課長と放課後児童クラブについて、今年度の学校別定員、入所申請者数などについて打ち合わせを行いました。
夜は、党の会議です。
8月28日(日) 南部支部会議・など
今日は、党の所属支部会議の後、岡部の大石議員宅へ、ブドウ狩りにお邪魔しました。
大石さんは、多忙にもかかわらず、ブドウのほかに、柿・リンゴ・プチトマト・さくらんぼ などたくさん作物を作っています。
今日は、収穫期を迎えたブドウを2種類食べさせてもらいました。とりたてのブドウは、スーパーでかうぶどうとまったく甘みが違います。お土産もたくさんいただきました。
夕方は、久しぶりに水泳。1000m。合間に日曜版の配達・集金を行いました。
8月27日(土) 青島地区街頭宣伝・一般質問準備など
今日の午前中は、青島支部党員の方2名と街宣です。①スーパーまむ②スーパーバロ③西友④まんさいかん⑤上青島旧道沿い 5か所で行いました。
訴えは、主に浜岡原発と国政です。中電が再稼働の条件としている安全対策は海抜(高さではない)18mの防波堤としているが、その根拠は福島では15mの津波が来たという事でしかなく、浜岡で18m以上の津波が来る可能性はだれも否定できない中では安全対策とはならないこと。
更に、国政では、民主自民の大連立が言われているが、政権交代を旗印にしておきながら、交代した相手と連立するようでは何のための政権交代であったか?この2年間は、消費税増税、TPP,後期高齢者医療制度廃止の先送りなど、財界ゆうがままの政治の連続であり、民主党が腰砕けになったのは財界に物言えぬ旧来の政治から抜けきれなかった事。財界に対して正面から堂々とモノが言える唯一の日本共産党を伸ばしていただきたいと訴えました。
まんさいかんでは、車から手を振るおじいさんや、会釈してくれる方などがいてくれました。
午後は、市役所事務所にて一般質問の準備です。通告期限が来週火曜日なので、ドタバタになりそうです。
8月26日(金) 市民の方と意見交換会・浜岡原発永久停止を求める署名
午前中は、市民の方4名と大石議員と意見交換会を市役所で行いました。テーマを色々と用意されていましたが、原発問題に話題が集中しました。
私は、原発からの速やかな撤退(5年~10年を目途にゼロにする)と同時に再生可能エネルギー開発を国の政策として行う事。時期については、今すぐゼロにする~やがてゼロにする~減らしていく等、さまざまな意見があるが、ゼロにするという点で一致できる点で共同して国民的議論を進めるべきだという意見を述べました。
その後は、打ち合わせの後、しんぶん赤旗日曜版配達・集金。併せて、浜岡原発永久停止を求める署名をお願いに回りました。
8月25日(木) 北口駅頭宣伝・議案説明会・中電津波対策説明会
木曜日は恒例北口駅頭宣伝。朝7時より青島支部党員の方と行いました。あいにくの雨模様でしたが、出来ないほどでもなかったのでいつも通りに実行しましたが、途中から電車もとまるほどの物凄い土砂降りで背中もびっしょりになってしまったので、予定より20分早く7時40分に終了しました。
そのあとは、午前中引き続き9月議会議案説明会。
午後からは、市役所にて中部電力から議員に対して津波対策の説明会があり、出席してきました。中電が新たに7月22日に公表した対策です。
新たに分かった点だけ報告します。
発電所敷地内への津波の侵入を防止(第1段階)⇒浸水しても原子炉冷却システムに影響しないようにする(第2段階)⇒電源喪失そても原子炉を冷やすシステムを確保するようにする(第3段階)とし、防波堤や防水壁を作ったり緊急時の海水取水設備を作るなど30項目の対策をふまえ2012年12月に完成することを目指すとしています。
質問したいことは山ほどありますが、時間が少ないので私は2項目について質問しました。
①今回の震災では、岩手県田老町では万里の長城と呼ばれた最大幅が25mもある防波堤が破壊された。この津波の圧力を計算したうえでの新たな防波堤か?
②浜岡原発両側には川があり、津波はこの川を遡上し、引き波が背後から原発を襲う。この対策は?です。
対応した静岡支店原子力グループの部長は、①について、内閣府が定めている津波避難ビル等に係るガイドライン(初めて聞きました)にのっとり、一番波の圧力がかかる底部で1平米あたり20トンの加重がかかっても大丈夫のように設計している。(このガイドラインがどういうものなのかは、調べなければ何とも言えません)
②は、原発の東西両側に海抜20Mの盛り土(堤防ではない)のかさ上げをし、背後には25mの小山があるとするが、それで完全と言えるかと聞かれればそうではなく、第2段階で対処する と答えました。
疑問点については、更に勉強会があるのでそこで解明していきたいと思いますが、②の川を遡上する津波対策だけでも不完全な状態です。
防波堤の高さを海抜18m(敷地の高さ6m+防波壁12m)とした根拠は、砂丘の高さが15m、福島の津波が15mという根拠しかないことがわかりました。これでは新たな想定を作るだけであり、とても運転再開など認めるわけにはいきません。到底住民の方は納得しないでしょう。
8月24日(水) 南口駅頭宣伝・議案説明会
水曜日は恒例駅頭宣伝。南口で駅南支部党員の方と朝7時より行いました。
国政では、大連立が言われていますが、一昨年の総選挙で民主党は「国民の生活が第1」とし、”政権交代”を旗印にしていたのに、交代した相手と連立を組むのは投票した国民に対してどう考えているのか?
マニフェストは魂だ(岡田幹事長)とし、その看板政策であるこども手当を特例公債法案の成立との取引条件に使うとはどういうつもりなのか?
日本共産党は、子育てには、子育てしやすい環境を作ること、具体的には認可保育園の増設や学童保育の充実といった現物給付であり、その上に”こども手当”等の現金給付をするべきと訴えているが、今回はそうした子育て議論とは何ら関係のない管辞任を巡る自公民3党だけの取引でしかないことを強く訴えました。
お盆を挟んでの久しぶりの駅頭ですが、今後も定期的に行っていきたいと思います。
終了後は、終日、執行部からの9月議会の議案説明会。大半は決算議案ですが、分量も多大でありこれから審査するのが大変です。
8月23日(火) 二日目 京都府木津川市
二日目は、木津川市です。5年前に3町が合併した人口71000人余りの町で、産業や立地条件から人口も90人平均で増えているという町です。
この市は、議会報告会で個々の意見は言うようにしているとの事でした。水道料金について市民から質問があり、議員間で賛否が分かれているが、全議員に答えてもらったとの事です。私もそうするべきだと思います。答えるときに、一個人としての意見だが…と前置きすれば何も問題ないことです。
また、報告会の司会や書記、報告など各議員が持ち回りで行うこととしていて、それが議員の質向上につながるとの事です。
しかし、まだ試行を含めて2回しか行っていないので手探りの状況でもあるようです。
むしろ、議会基本条例の制定にむけて積極的に取り組んでいます。これは議会の在り方について議員が取り決めをする「議会の憲法」のようなもので各地で進められていますが藤枝市にはありません。
木津川では、議員13人からなる特別委員会を構成し、16回の委員会開催と3回の住民説明会を9か月の間で行って条例を制定しました。とても短時間です。24条からなる内容も充実していると感じ、要はやる気なのかという思いをしました。
HP配信ですが、ここは本会議だけでなく常任委員会も行っています(ただし、音声だけ)
私は、実質的な議論をするのは本会議よりもむしろ常任委員会にあると思っており、公開するのであれば常任委員会も行うべきだと考えていますが、そこまで実施している自治体はごく少数の中でこの取り組みは評価できます。
8月22日(月)広報広聴特別委員会行政視察 京都府亀岡市
今朝はしんぶん赤旗の配達。ものすごい豪雨でした。そのあと一斉駅頭でしたが、止む無く中止です。
今日から1泊で広報委員会の行政視察です。初日は京都府亀岡市。主に議会報告会(市民との意見交換会)とHP配信について視察しました。
藤枝市も昨年からタウンミーティングと称した市民と議会との報告会を行い今年も秋に第2回目として開催する予定ですが、まだまだ課題も多いと感じています。
私が、一番問題視しているのは、それぞれ考え方が違う各議員が、市民からの一つの質問に対して、報告会でどう答えるべきかという問題です。
一議員の意見として、こう思う。といった事は個人報告会だけ報告するのは当然ですが、他の議員と一緒に行う議会報告会でも発言するべきだと思います。
なぜなら、市民も議員がどういった議論を議会でしているかは関心のある所だし、政党も考え方も違う議員が同じ考えをもつわけがありません。
ところが、今の市議会での議論は、議会報告会では議決で決まったことを報告するべきであり、個々の意見は差し控えるといいます。
議会で決まったことだけを報告するのでは内容も空虚になり、各地の報告会が尻すぼみになっているのは、こうした議論を行わないからだと思います。
亀岡市では、定例会毎(年4回開催)に市民との議会報告を行っているという事で先進的だとは感じました。
しかし、報告会での議員個々の意見は発言を差し控えるようにとし、議員が争う場にするべきではないという考え方でした。
そして、とにかく数多く報告会をやっていこうというものであり、私の疑問点に応えるものではありませんでした。参加者も低迷しており、この点は先方も課題だと感じているとの事でした(議会の広報委員長)
もう一つ視察事項である議会のネット配信では、本会議のみをライブ・録画でそれぞれ配信しており、コストもシステムの選択にもよりますが、本市でも十分行えるものと思います。
また、本市でもHPで会議録を見る事ができますが、検索システムがありません。亀岡は、検索キーワードに発言者(議員・執行部とも)だけでなく質問内容も含まれており、これは市民だけでなく過去にどんな答弁があったのかと、議員が調べるのにも便利であり、是非導入すべきと感じました。
8月21日(日)技術者から学ぶ浜岡原発学習会
今日は、残っていた日曜版の配達の後、御前崎市で開催された浜岡原発の勉強会に出席しました。
講師は、浜岡原発を設計した沼津高専の先生、渡辺敦雄さんです。
話は実に多岐にわたっていましたが、印象に残ったことだけ記しますと、放射性物質が体に及ぼす数値であるシーベルトは、大人の健康体を基準にしており、それよりも抵抗力の弱い子供を基準とすること。浜岡原発は、耐震設計は出来ているが、それは飽くまでも揺れに対するものであり、建っている岩盤がずれるというものの対策とはまったくの別物であること。浜岡原発は二つの川に挟まれており、川を遡上する津波は引き波として背後から襲ってくる事の対策はなにもないことなど。
また、中電が新たに断層のずれは起こりえないという新見解(?)を出しているということ(詳しく質疑で聞きたかったのですが、時間切れになってしまいました)など、新しい発見が多くありました。
なお、今回初めて奮発して購入したICレコーダーに録音しました。今まではレジュメにメモを加えていましたが、帰りの車中で改めて聞きますと、理解力もずっと深まる感じがします。
8月20日(土)PK選手権など
今週は、家族サービスで伊豆の民宿へ行ってきました。天気もよく、楽しく遊んできました。
9月議会も迫り、一日一日が貴重な今日この頃ですが、小3と4歳の家族持ちの父親として、少しは夏休みの思い出も作ってやらねばなりません。昔は、金も時間もなく、たった一日の瀬戸川日帰りバーべQだけといったこともありました。 もっとも今回もそんなにお金があるわけでなく、夏でも安く泊まれる民宿に2泊してきただけですが。
今日は、基本市議全員参加のPK選手権大会。午後までかかり、その後は、赤旗日曜版の配達。
夜は、静岡のAOI音楽館で、藤枝市民を中心とした声楽愛好家が主催するオペラ(ドニゼッティ・愛の妙薬)を見に行きました。
愛好会は「SOLE」と言う名前で過去二回公演をしてきたそうですが、主に担当しているのは合唱です。今回は、二期会などのプロソリストを迎えての全曲公演です。
愛の妙薬は、合唱が重要な演目でもあり、オペラにとって合唱は重要だと思っている私にとって、市民レベルでどれだけの合唱が聞けるのかと思いましたが、声、演出とも素晴らしかったです。
オケではなく、ピアノ伴奏だったのは、ガックリでしたが(事前に公演内容をよく確認していなかった私が悪いのですが・・・)
8月16日(火)資料整理など
午前中、市役所事務所にて資料整理や国会論戦の録音など。
午後は、党の所属支部会議などでした。9月議会の質問通告が30日と迫っている中で、頭の中で考えが右往左往しています。
8月15日(月)生活保護問題に関して、社会福祉課と意見交換など
午前中は、藤枝市戦没者追悼・平和祈念会に出席しました。先の大戦では、市内でも300人余りが犠牲になったそうです。
午後は、生活保護に関してケースワーカーや担当課長を交えての意見交換。主に、先の6月議会で、私が取り上げた、生活保護受給者(被保護者)の自立支援について話しをしました。
被保護者の方が自立するための策が就職が主では、大卒者でさえ就職先が見つからない今の状況では、あまりにもハードルが高い。就職先が見つからず、自己嫌悪に陥り就職する気すら無くしてしまい、社会からも孤立してしまう。
北海道釧路市では、全被保護者に手紙を送り、介護・公園清掃・ウマの餌やりなど、実に多種多彩な25種類ものボランティアのメニューを用意し、その中から参加できそうなものを選んでもらう(もちろん、やるやらないは本人の自由ですが)
参加をきっかけに、人とふれあい、それが最終的に就労に結びつく実績を挙げており、本市でもどうか?と提案したのが先の議会でした。
藤枝市でも、被保護者は他市と比較上は少ないとはいえ、H19年は155世帯224人が、H22年は254世帯352人に急増しています。
市は、他市と比べて充実した支援体制(支援員を県下3番目の早さで配置する。人数も多い)を敷いていると言います。
この態勢が悪いとは言いませんが、釧路の取り組みもいいのはないかとの提案でしたが、私の提案に取り組むには新たに正規職員1人を雇わなければならないとの事です。
では、実際現場はどうなのか?と聞きましたら、今はケースワーカー1人に対し、被保護者70人程度で国が定める基準内ではあるが、新たに生活保護を申請する人に対処するには、月2人位が精一杯であること。ひとつの課だけで対処できるものではなく、介護・児童・家庭相談所・病院・年金などの各課との協議の場も必要である事など、非常に多岐にわたる専門性の高い仕事をしています。
そうした仕事をこなしながら、新たな取り組みを求めるには、人が増えない限り無理ではないか(市は、釧路では被保護者20人に1人ケースワーカーがいるから出来ると言っていましたが)、結局は、ここに行き着いてしまうのかな。と思いました。
更に、今、国が生保の改悪を目論んでいます。政令市長会が、膨らむ保護費を削減するために、生活保護の有期化や、就労支援を強化すると言いながら、就職できなければ保護打ち切りを持ち出そうとしているものです。
税と社会保障の一体改革の美名の下でのこの議論は、議事録さえ公開されずに、大阪市長や厚労省などの一部だけで議論がされているようですが、最近になって藤枝市にも県から”福祉から就労へ事業”と称して、実行するように説明があったそうです。
市担当者の説明は、本来行政がやるべき被保護者の就労支援を、NPO法人が行い、しかも目標値(藤枝市は35人実施で、うち4割の就労実現)が定められていると言うものです。
これが、国で進められている保護改悪(就労支援強化による保護有期制度)によるものなのか、どうなのか。
今日聞いたところでは、市も突然県から説明があったばかりなので、はっきりしないとの事でしたが、実情がわかり次第知らせてもらうようにしました。
その後は、市役所事務所にて書類整理の後、夕方からビラ配り。自分の割り当て分は終わりましたが、少しでも多くと思い空白地域へ約1時間半まいてきました。
夜は、党の政策会議でした。
8月14日(日)地域訪問
今日も酷暑でしたが、午前中地域訪問。浜岡永久停止を求める署名のお願いを兼ねて約15軒ほどまわりました。
お盆の為か、ほとんどが留守で署名は集まりませんでしたが、あるご婦人は開口一番「ここは津波は大丈夫か」と言われ「いざと言う時、どこに避難していいかわからない。ふれあい広場が避難場所になっているが、津波を考えれば小学校の屋上しかない。狭い場所に一同が避難できるのか」と聞かれました。
海上から約10km程度はなれているとはいえ、津波は遡上する力で海岸だけが安心ではないのは、先の大震災をみても明らかです。
6月議会では、当局は藤枝に津波の心配はほとんどないという立場でしたが、市民のかたは決して安心していないのがよくわかりました。
また、あるお宅のお婆さんは、私のファンだと言ってくれたり、暑くて汗だくになりますが、この地域訪問はコツコツと進めていきたいと思います。元気もいただきます。
8月13日(土)浜岡永久停止を求める署名行動・兵太夫南町内会夏祭り
今日は、近所の方に「浜岡永久停止を求める署名」のお願いに伺いました。
ほとんどのご家庭で署名に応じてくれましたが、まだまだ原発を止めたら電気不足を心配する声も多いようです。
中電自体が、休止している水力・火力の各発電所を再稼動させれば電気は足りているという実態が浸透していないようです。
その後は、6月議会報告のビラ配り。自分の持分は配ったのですが、余りがあるので、空白地域に配ってきました。
署名・ビラ配り共、酷暑で汗びっしょりとなりましたが、頑張って等の声をいただくだけで、暑さも忘れてしまいます。
夜は、地元の町内会の夏祭りに招待いただき、家族で楽しみました。
催し物も多く、踊りのレパートリーも多彩な兵太夫南町内会のお祭りですので、私も楽しみにしています。
8月11日(木)北口駅頭宣伝など
木曜日は、恒例北口駅頭宣伝。
朝7時から1時間、青島支部党員の方と行いました。
そろそろ、お盆休みで人が少ないかな?と思いましたが、いつもの80%位でしょうか。
終了後は市役所事務所にて、地域要望のまとめやDMリストの整理のほか、国会論戦をICレコーダーに録音しました。大石議員が、車で移動中の時間等聞くと、とても勉強になるからと勧められていましたが、私の車のカーステレオが壊れたままなので、手をつけられずにいましたが、ICレコーダーがそれほど高価なものではないと知り、それならカーステレオを通す必要がないので実行に移しました。
丁度、今日は、しんぶん赤旗日曜版の配達(集金を含める時は、足掛け二日。配達だけでも、通常3時間くらいかかります)の日でしたので、その配達中聞いていました。
原発の問題は、現在進行中で毎日のように新たな事実が出てきます。それについていくためにも、移動中の時間も有効に使いたいと思います。
8月10日(火)南口駅頭宣伝、健康福祉協議会
水曜日は、恒例南口駅頭宣伝です。駅南支部党員の方と朝7時より行いました。
訴えは、浜岡原発永久停止を求めてです。
①東海地震の震源域にある原発は、いくら高い防波堤をつくっても地震を防ぐことはできない。
②浜岡の想定地震はM8・4であり、今回起きた地震はM9。しかも、2009年8月に起きた駿河湾地震で、5号機が設計値を大きく超える振動が観測されたこと。それもM6・5の地震であり、中電がいくら「固い岩盤の上にあるから大丈夫」というのは通用しないこと。
③浜岡は出力最大の原発である。3・4・5号機はいずれも100万キロワット以上、特に5号機は138万キロワットであり、事故を起こした福島は46万~78万キロワット。それでもあれだけの事故をおこすものであり、浜岡が事故を起こした被害は桁違いであること。
そして、そもそも人間社会と原発は両立しえない。人類が原発をコントロールできない以上、空間的・時間的・社会的に「異質な危険」はどこまでも広がっていくものであり、原発から脱却を図るべきだと訴えました。
今日は、駅南支部党員の方に、6月議会報告をビラ配りしてもらいましたが、100枚が50分位で終わりました。
その後は、市役所事務所にて地域から出てきた要望のまとめ等を行い、午後からは健康福祉協議会です。
①市立病院から決算見込みの報告~前年度比7億4千万円の改善で、一般会計繰入金を含めた収支は4億4千万円の赤字。
②医療機器購入のため、市民公募債を取り組むこと。今年末見込
③職員向けに障害者情報を周知させるための研修会内容。
④ボランティア制度の研究を、健康福祉部で取り組み10月に中間報告を行う。
⑤きらら藤枝の介護給付費不正受領の処分経過
⑥藤枝市の熱中症対策
についての報告事項がありました。
8月9日(火)浜岡原発永久停止を求める署名行動など
涼しいうちにと、午前中ビラ配り。なんとか持分を終了です。
暑くて途中ばてそうになりましたが、あるお宅は、こちらがポストに入れていると、家の中から「ご苦労さん」と声をかけてくれました。
午後は、所属する党の南部支部会議。浜岡原発永久停止運動を地域でどのように展開していくかについて、具体的提起を含め議論しました。
私は、議員なので提起するだけでなく先頭で頑張らなければなりません。支部では、統一行動をしようと言う事になったのですが、まずは私自身の行動をと思い、久しく中断していた地域訪問を今日から再開。議会報告を届けにきました~だけでなく、永久停止の署名をお願いして回りました。
ある電気修理店の方は、中電との関係が有るからと、気持はわかるが署名は・・・との事でしたが、浜岡がいかに危険か等、色々話しをしていくうちに署名してくれました。
水路の改修や、知的障害者の方の就職相談などを含めての話しの中で署名もお願いしましたので、効率よく数はこなせませんが、12筆の署名をいただきました。
8月8日(月)ビラ配りなど
今日は、しんぶん赤旗日刊紙配達後、午前中大石議員と打ち合わせ。
午後は、先週行ってきた行政視察の報告書作成。夕方からは、私の議会報告のビラ配りを行いました。
夜は、党の会議です。
6月議会が終わったと思ったら、あっという間に9月議会です。
そのための準備も始めなければなりません。
8月7日(日)藤枝市平和展
今日は、昨日の土曜日から市内の生涯学習センターで実施されている藤枝市平和展に4歳の娘と訪れました。
常設展示のほか、高校生のブラスバンドや映画など平和に関する催しものの数々です。
福島の事故があったからか、核兵器反対よりも原発反対の展示が多かったように思います。(核も原子力も英訳すれば同じ nuclear ですが…)
子供にも平和の大切さをと思い、長女を連れてきましたが、2階で藤枝北高校の生徒たちが作っていた沖縄のソーキそばをいただいたら、眠くなったらしくグズグズしてしまい、映画も展示もじっくり見る事が出来ませんでした…
8月5日(金)藤枝市職員被災地派遣報告会、広報広聴特別委員会、青島後援会総会納涼会など
今日は、藤枝市職員が被災地に派遣された活動報告会がありました。正式には、東日本大震災静岡県支援隊として、県や関係機関からの要請で各市の職員で組織されたものです。約1時間半にわたり報告が行われました。
都市政策課職員は、派遣先の岩手県山田町が被災地の自治体として①マスコミ対応は1人にする ②防災用携帯を利用する。電話番号は必須関係者にしか教えない ③住民ニーズを把握し、支援体制を作る とアドバイスがあったと報告がありました。
保健師として派遣された職員からは、家庭訪問の時に、周りに他の住民がいる避難所では言えない悩みを聞くことが出来たこと。
給水支援として参加した上水道工務課職員は、震災直後の3日間、一日3リットルの水を確保するのがカギであること。そうすれば急場はしのげたこと。
下水処理に参加した下水道課職員は、処理用の仮設沈殿地を設置し、海や川に排泄したが、処理は気休め程度のものしか出来なかった事。
震災当日に派遣された消防総務課からは、行方不明者23名を発見するも、残念ながら生存者はいなかった事。捜索犬は、ほとんど役に立たなかった事。余震のたびに、作業を中断せざるを得なかった事など。
病院の緊急治療室職員からは、避難場所の体育館に直接布団をひくのは、ホコリの大発生を誘発し、それが風邪の原因になること。
社会福祉協議会職員からは、現地でボランティアセンターが効率よく運営するのに、アドバイスはしたが押し付けはしなかった事などが報告されました。
職員が共通して言っていたのは、報道だけでは本当の姿を見る事が出来ない。一度調査をするべきだという事でした。そして、藤枝でもいつ支援をお願いする立場になるかも知れず、その受け入れ体制を強化する必要を強調していました。これまでで、延べ人数1301人が被災地支援に参加したとの事です。
最後に市長から、藤枝市の放射能測定について、今までは、国や県が統一的な指針を示すべきだと考えていたが、部長からの提案があり部長製作費の枠内で、藤枝市内の幼稚園や保育園で放射能測定機の導入の検討を始めたとの報告がありました。
この問題は、先月共産党議員団が副市長はじめ市幹部に申入れをしていた問題です。
また、8月2日の地震では、夜中の12時の発生であったが、311人の市職員が呼集参加したとの報告もありました。
合間に新聞赤旗日曜版配達の後、午後からは広報広聴特別委員会。秋のタウンミーティングが、10月29日(土)青島南公民館、11月5日(土)岡部公民館と市役所大会議室で行われることになりました。
夜は、青島後援会の総会と納涼会にお邪魔しました。
市議1年を振り返っての挨拶をさせていただき、参加者の皆さんと楽しく懇談しました。
青島後援会は、コツコツと後援会のニュース会員を増やし続け、1800軒にも達しています。
その後援会ニュースは、各議会毎に発行されています。そして、かなりのスペースを割いて、私の議会報告を掲載してくれています。
今年は、春のお花見を企画していましたが、震災の影響で自粛し、今日の納涼会となりました。
8月4日(木)健康福祉委員会行政視察 東京都文京区
最終日は、東京都の文京区です。高齢者の見守りを行う「ハートフルネットワーク」について学びました。
1人暮らしのお年寄りのお宅に、新聞が何日間もたまっていたり、布団が干しっぱなしであったり、何か大変なことがおきていないか、行政だけでなく、地域の町内会、民生委員、介護相談薬局や民間の業者(新聞配達、ヤクルト等)が手を結び、いち早く異常を見つけようとするものです。
藤枝市でも、この事業化に向けて自治会、行政、民間の3者が協定を結んだという動きが6月にあります。
私は、昨年視察に行ってきた福島市が、ゴミの収集で訪問を行っていて、異常をいち早く発見し命を救ったという事が印象にあります。ただ、福島ではお年寄りの自宅を訪問して、必ずあって回収するという訪問回収の形をとっており、不在の際は事前連絡を要するなど、大変な手間と人手もかかっていたので、文京区ではどう取り組んでいるかをたずねましたが、都内ではゴミ回収はステーション方式ではなく、自宅前まで回収に来てくれるとの事であって、回収システムそのものが違っていました。
8月3日(水)健康福祉常任委員会行政視察 新潟県見附市
行政視察二日目は新潟県見附市です。
新潟県中部に位置する見附市は、新潟のヘソと呼ばれ、人口は42000人。プラスチック工場などの産業の町です。平成の大合併でも、合併を選択しませんでした。
この市は、藤枝同様に日本一健康な街を目指しています。
心安らぐ公園を作る園芸福祉の取り組み、米どころを活かした地消地産の学校給食の取り組み(ただ、全校での安定供給は出来ていない)などがありますが、一番注目したのは市役所に隣接している”いきいき健康づくりセンター”でした。
地元の情報館や特産品市場と同じ館内にある”道の駅”のような施設ですが、さまざまな運動用具の他、健康増進のための教室などを市が主催して行っています。また、施設の運営も指定管理者等の委託契約ではなく、市直営で行っています。
これらの取り組みにより、見附市の年間医療費は、H15年の開始から3年後のH18年において、運動をしている人としていない人の医療費(外来+入院)合計の差が103000円になったと数値による具体的成果もはじき出されています。
また、事業のほとんどが介護保険会計の地域支援事業に依るので、市単独負担も少なくて済む財政的な利点があることも知りました。
8月2日(火)健康福祉常任委員会行政視察 新潟市
今日から2泊3日で健康福祉委員会の行政視察です。一日目は、新潟県新潟市です。
新潟市は、人口81万人。4年前に政令指定都市になりました。ここは、雑誌(AERA with BABY)に「子育てにやさしい街日本一」と公表されたところです。
ただ、新潟市の方も言っていましたが、日本一も市民の実感があるかどうかが肝要です。
新潟市は、待機児童ゼロが市長の強い選挙公約でもあり、平成18年度からゼロを堅持していることが高く評価されています。
具体的には、保育園を増設することになりますが、事業の主体は私立保育園の建設を促進するための建設費の補助です。公立保育園の補助は、国から地方への財源が一括交付金にされてしまったので、公立を進められないジレンマはあると語っていました。
保育は、公の責任のもとで運営をするべきであり、赤字黒字で判断するべきものではありません。民間を主流にするものであり、その疑問点を解消するものではありませんでした。
また、待機児童の定義についても、親の第1希望全てに応えるものではないこと、祖父母がいる家庭などは申請できないなど、潜在的な待機児童は存在している事もわかりました。ギリギリの状況であるという事は市の方もおっしゃっており、市民から「ゼロは嘘だ」などという意見もあるようです。
更に、学童保育についても申請者全員を受け入れており、待機者ゼロとしていますが、未設置校もあること。4年生以上の受け入れをしていないことなどの未解決事項もありました。
第2第3のクラブを作る必要性のある大規模校対策についても、教育と福祉の分野での狭間にたって進まない状況も本市と同じようです。
それとは、別の「子育て支援センター」系のシステムは充実していました。雨の日に遊びに行けるところはないのか、といった簡単な親からの相談から、経済的な負担軽減相談などの対応については、HPでの告知システムを中心に充実が図られていました。
8月1日(月)私たちの市立病院を守る会、病院職員との懇談会など
月曜日は、日刊紙配達の後、市役所事務所にて資料整理など。主に、明日から出かける健康福祉常任委員会の行政視察先の資料収集などです。
何かと、市民の批判の対象となる議員の視察ですが、私は視察全体を否定するものではありません。
ただ、”見聞を広める”とか”交流を深める”といった市民生活とはなんら関係のない曖昧な理由で、海外に出かけるような視察はやめるべきだと考えます。
明日の行き先は新潟県です。議員1年生の去年はよくわからないで視察参加していました。しかし、今年からはこちらから積極的に行き先を提案するようにしています。
提案をしなければ、議会事務局が選定した場所を回ることが多いのです。他の議員は、ほとんど提案をしていないようです。こちらから調べて、視察先の事前知識を持って視察に行けば、それだけ得るものが多いと思います。
もっとも、それぞれ考え方の違う委員全員が一緒に行きますので、自分の行きたい場所ばかり主張するわけには行きませんが、提案するだけでも勉強になりますし、レールに乗ってただ回るだけよりも得るものは多いと感じます。
午後も、作業の後、夕方4時からは、「私たちの市立病院を守る会」主催の病院職員との懇談会に参加しました。
会のメンバー15名と、病院長・事務部長・経営管理室長・管理課長・経理課長・医事管理室長が約2時間懇談しました。
会から予め8つの項目についての質問を出し、病院側がそれに答える形で行われました。
藤枝市立病院は、今年度から3人の産婦人科医が配属され、やっとお産ができるようになりました。
しかし、3人ではまだ限定された人数しか扱えず、この3ヶ月で扱ったお産は23件、ハイリスクに限っています。
赤字体質にはかわりないが、今年の決算見込みは5億弱の赤字(前年度比7億の赤字縮小)。その大半は、施設の減価償却です。
しかし、私は公立病院は、赤字黒字だけで論じるものではないと考えます。市民にとって、いつでも安心してみてもらえる精神科や救急などの医療不採算部門もしっかりと完備した病院であるのが第一だと思います。
その他、リハビリ施設の問題、公営企業法全部適用の問題、患者満足度などの状況、地震対策など多岐にわたっての懇談となり、私も大いに勉強になりました。
夜は、党の会議です。