7月30日(火) 400枚の御挨拶 第2回目終了
先月から試みている朝の1時間を利用してご近所に定期的(ほぼ一か月に一回)に議会報告のポストインをする試み、一時間の活動を3回に分けて約400枚配っていますが、今日で第2回目(計6回)が終わりました。
その後は党の会議などでした。
7月29日(月) 党会議など
日刊紙配達後、仮眠。市役所へ行って事務作業等。午後は党の会議でした。
水泳2000m、今年69回目、総距離133500m。
7月28日(日) 400枚の御挨拶
今日も5時起きで早朝ビラ巻き。この時間でも相当な暑さです。何人もの方と挨拶ができました。その後は日曜版の配達、党の会議です。私が配っている北側も配りたいので、100部セットを4つ用意しましたが、快く応じてくれました。仲間の方は本当にありがたい。
7月27日(土) 400枚の御挨拶
先月から始めた朝のビラ巻き、第2回目の第1弾、4時半から1時間ほどでした。
その後は本の整理です。それまで私が使っていた2階の部屋には本棚があり、そこに収納していたのですが、高2の娘がその部屋を使いたいと部屋を追い出されてしまい、併せて本の整理をしろと。
”避難先”の下の和室は本棚がないので、知り合いに頼んで庭に倉庫を作って格納するとしたのですが、元が大量なので本棚をつくったりする整理が大変。8時まで作業していましたが、暑さで限界。
夕方は与左衛門町内会の夏祭りにご招待いただき、挨拶させてもらいました。
7月25日(木) JRへの損害補償担保はリニア工事着工の条件とはなりえない(知事と流域10市町の首長との意見交換会の報道を受けて)
今日は市議会最終日です、7時から北口で駅頭宣伝、暑い暑い。議会自体は短時間で終わり、その後佐藤議員と日曜版の配達集金など。
一昨日のt知事と流域自治体首長との意見交換会、非公開なので事後の報道や県HPでしか知る由がないのですが、流域自治体が求める水損害補償に対し知事が「期限を定めずに事業者責任を担保する事は必要」と同調し、リニア着工に向けた最終判断の「大きな一つの要因となる」と踏み込んだ認識を示し、市町側から評価する声が上がったとされています(静岡新聞記事より)
大井川の水が枯れた時、一企業のJR東海がどうやって補償するというのでしょう。岐阜の水枯れは、JRが代替井戸を掘っていますが、大井川はその比ではありません。未来永劫、62万人の水道水量をどうやって確保するというのでしょうか。補償論は問題の矮小化。水が枯れてからでは遅い。
この会議は、何故か非公開とされました。自分の住む場所の市長がどういう考えを持て、それに対して知事がどう考えているのか、誰しも気になる事であり、隠す必要がどこにあるのでしょうか。
流域自治体と県との間での意見交換会は、既に大井川利水関係協議会(利水協)があります。流域自治体がJRに対して意見や要望を、県が事務局となってまとめる協議の場ですが、公開で行われています。なぜ、わざわざ非公開で別の協議体を設ける必要があるのか。そこも不明です。
今年2月25日、JR東海社長と10市町首長との間で非公開で協議が行われた直後、島田染谷市長が「これで利水協の役割が終えた」と発言し、それが流域自治体の総意だと報じるメディアもありましたが、それを受けてるのかと邪推します。
体調が万全ではないのですが、約半月全く運動していないので久しぶりのプールへ。もう夏休みで混雑していましたが、違和感なく泳げました。
水泳2000m、今年68回目、総距離131500m。
7月24日(水) 7月3日付静岡新聞1面は”誤報”であった
昨日、県知事と流域10市町の首長が、リニアを巡り初の懇談を持ったことが大きく報じられています。とても気になる事ですが、肝心の意見交換が非公開、事後の記者会見等と市民運動の方が取り寄せてくれる資料を基に内容を踏まえる事がまず第一です。会議の在り方を含め、明日以降記していきたいと思います。
今日は一般質問でも取り上げました7月3日付の静岡新聞1面記事について。”誤報”レベルであることがわかりました。
県境に向けてのボーリング調査が実施されているけれど、それ以上の先進坑や本坑の工事を(ボーリングより300倍以上の断面積を貫く工事)県の専門部会の意見を聴収せずに、6月の三者合意(山梨静岡両県とJR)で勝手に決めてしまったという内容です。
これが事実なら、とんでもない事ですので市長に問うたのですが、市長も知らないと言い、事実確認をしたうえで判断するとしか言いませんでした。
ところが、この記事は誤解を生じる表現では?と情報を送ってくださる方から連絡があり、更に詳しく調べていただくと、3者合意に関して県がリリースしている資料は図の通り。
赤丸の部分が今回合意されたことなのですが、ボーリングで合意していた上の②の水量の推定方法を先進坑、本坑にも適用する事を3者で合意したという事です。
そうならば、手順として、ボーリングでまず確認して、それがOKとなれば先進坑、本坑で同様の手順で進めるのが当然ですから、記事にあるように、本坑掘削を専門部会抜きで認めたというのはどうみてもおかしい。
またこの記事は匿名として専門部会委員が「聞いていない」「パフォーマンスでは」と述べた事も載せ、小見出しに鈴木知事の「政治判断」という文字まで使って”補強”している。知事が独走したという意図がありありと感じられる内容になっています。
1面で報じられた事で、県に問い合わせや苦情が殺到したか判りかねますが、昨日県の担当部長が記者会見で本坑掘削工事には事前に専門部会の議論が必要だと、3日の静岡新聞記事を否定する内容を述べました。これが今日の同誌5面に小さく掲載されています。静岡新聞も扱いは小さいながらも自社の記事を否定しているわけです。
静岡バッシングの中、地元随一のメディアの静岡新聞には頑張ってもらいたいんですけど、こんなことは取材しなくても調べれば判る事ではないのでは。
静岡新聞の藤枝市議会の報じ方も一定のパターンとなっていて。
例えば、通告の段階で、議員「市立病院の状況を伺います」と、こんな質問をする。ただ聞くだけの質問なのですが、当局は今後の取組を淀みなく答える。それに対する再質問で議員は市民の立場で不都合な部分を指摘するわけでもなくスルー。
その当局が答えた内容が記事となっているばかりです。
記事の構図はほぼ同じ、「藤枝市、何何をやる。市議会で市長答弁、何何議員の質問に答えて」と。しかも、何何をやるの多くは既に予算案等で示されている事で事前に調べれれば判る事です。問題点を究明するものでも何でもなく、議員の質問に名を借りたただの広報に過ぎない。
更に悪いのは、そんな内容なのに、記事になったことで喜んでいる議員がいかに多い事か。大した実力もない癖にメディアが持ち上げて天狗になっていく、阪神暗黒時代の”タニマチ”そっくり。
南口朝の駅頭、先週は体調不良で休んでしまいましたが、今週から再開です。7時の時点でも暑い~~~。その後議会運営委員会。事務作業。
7月22日(月) なんとか戻ってきました
先週の木曜日来続く不調。今朝になっていくらかマシになりました。今朝は日刊紙の配達だったのですが、先週は、配達だけでハアハアゼイゼイだったのですが、今日はほぼ異状なく、まだ違和感ありますが、早く治りたいです。午後は党の会議でした。
7月21日(日) 大井川の水を守る62万人運動の管理者の方が、私の一般質問をフェイスブックにUPしてくださいました。
体調が戻りません。
木曜日病院に行き、コロナ陰性だったのですが、その後も強烈なダルさで何もできない状況。
クーラーの当たりすぎかと思い、昨日からクーラーの使用をやめても戻らない。念のため、今日もう一度自分で検査するも陰性、インフルも陰性。この週末、外せない予定はなかったからいいものの、早朝のビラ巻きや街頭宣伝、学習会などもあったのですが、ただ家でじっとしているのみです。熱は微熱で食欲はあるのですが・・・・
大井川の水を守る62万人運動のフェイスブックを立ち上げている方から連絡があり、私の一般質問の様子をUPしてくださいました。
https://www.facebook.com/share/v/SZR4KcPXuWQi1q5e/
ユーチューブにもUPしてくれました。
https://youtu.be/HvhvJuOeQ3M?si=yjrX6tq91lSGzlu_
拝見すると、単なる映像を流すだけでなく、一言一句全て文字起こししてくださっています。実際は、合間の時間や他の質問などもあるのですが、それを省いてリニアだけに絞って編集されていて大変見やすいです。
また、市民運動として長年活動されている方なので、私が昨日までこのブログで記していない気付かなかった点も教えてもらいました。
・県専門部会を工事後も継続的に必要と市長発言
・三者合意(7月16日付参照)については、管理人の方が県に確認してくださったところ、静岡新聞の記事は誤解を招く表現であったと答えた。
・機関の重要な決定方針は、大井川利水関係協議会で行う
・田代ダム案に対して、市長「県専門部会においてその実現性について検証されたところ」だが、実際は「田代ダム案のスキームを認めたというもの」
などがありました。
また、私が述べた県専門部会の水部門での解決事項数(映像で訂正されています)や、毎秒2トンは大井川の地下水ではなく流量であることなどのご指摘も…実務に携わっている方は経験だけでなく知識も豊富です。こうした方が身近にいてくださるのは大きな事です。
今、見たら、再生回数が950回!UPしてくださったことで、はるかに広範囲の方々に診てもらえていると実感します。
明日は体調回復して、頑張るぞ。
7月19日(金) 市長とのリニア論戦。その5(最終回) JR東海と非公開で協議を行うべきではない
(石井)「JR東海は、他県の工事の遅れを隠しつつリニア開業の遅れを静岡のせいだと何度も記者会見を開く卑劣な会社である。このような会社と非公開で協議を行うべきではない」
(市長)「過去2回の協議は、田代ダム案の進捗上状況などの説明であった。田代ダム案の実効性などの発言をしてきた。今後は、意思の決定や期間の重要な方針などの事項がなされた際は、公開を求めて行く」
藤枝市議会 本会議録画配信 (gijiroku.com) 40分後位~
一昨日の夜から喉が痛くて体全体がだるく不調。流行り病かと病院に行きましたが、幸いにも陰性でしたが、なんともいえないダルさで駅頭を休んでしまいました。
この間は赤旗配達位しかこなさなければならない仕事はなかったので事なきを得ましたが、この間やろうとしていたことがほとんどできませんでした。何とか復活したいものです。
リニアの報告の最終回です。
JR東海は、そもそも毎秒2トンのトンネル内の湧水を全量大井川に戻すという、自ら認めた工事着手の条件の説明を果たすことなく、開業の遅れは静岡の責任だ、と他県の工事の遅れを隠して何度も記者会見を開いています。
さらに、岐阜の水枯れの報告の遅れ、最近でも六価クロムが残土から検出されたことの報告遅れや、住民説明会が行われている長野県各地では、説明会は非公開の上、人数制限、その場では批判や意見が続出しても、終了後に「説明会で住民理解が進んだ」と表明するなど。あらゆる面でリニアありきです。
私は、壇上で、「JR東海は卑劣な会社だ」と発言しました。卑劣と言う言葉はきついので、発言するかどうか迷いましたが、現状みる限り、やっぱり卑劣は卑劣なので、そのまま発言しました。
市長は、過去2回、非公開で行った会議の中身は別に隠す内容ではなかったと言いますが、問題の本質は、市長がそういう会社と非公開で協議を持つことにあります。
再質問に至って、今後は、意思の決定や期間の決定などは公開を求めて行くとなりました。
100%呼応出来る事はありませんでしたが、最初から最後まで担当部長に振ることなく市長自ら答えてくれました。議論の中でも触れていますが、県内各市町にはリニア問題の市民団体がありますが、市民団体が市町に要望する際、市長自ら直接会ってくれるのは藤枝市だけだと思います。
市長は農業大学を卒業し、卒論は水問題であったと。県職員となって以降も水や農業部署を務めてきた人ですので私以上に詳しいし、危機感を持っていると感じます。
一致点を見出して、リニアトンネル工事を共に食い止めていきたいと考えます。
7月18日(木) 市長とのリニア論戦。その4。「島田市長との立場の違いを鮮明にすべきではないか」
(石井)「専門部会廃止など、島田市長が発言している。メディアでは島田市長が流域自治体の”まとめ役”だの”キーパーソン”だの報じられている。本市にとって無関係ではない。立場が違うと藤枝市長は鮮明にすべき」
(市長)答えず(でも、ボーリングに関しては染谷氏と違う考えであることが判明)
藤枝市議会 本会議録画配信 (gijiroku.com) 20分後位~
島田染谷市長は4月30日の記者会見で「(川勝知事の下で設置され議論を積み重ねてきた)県専門部会は廃止すべき」と発言しました。その後の島田市議会では「川勝前知事は、工事をさせないための議論をしていた」とも言い放ちました。
理由は、専門部会が100年に一度しかありえないリスクを議論しているとか、知事が代わった以上は交代が必要とか、です。
では、染谷氏はリスクがないと言い切れる根拠はお持ちなのか?仮にリスクがない議論をしていたとしても、「解散すべき」と組織全体を否定する事は出来ないのではないか。
これは他市の話ですが、少なくないメディアで、染谷市長の事を流域自治体の「まとめ役」「キーパーソン」と持ち上げている中で、北村市長との考えの違いをはっきり示すべきではないかという質問です。
北村市長にも立場があるので、鮮明に島田市長と違うとは言えなったのでしょうが、再質問で違いが明らかになりました。
染谷市長は7月2日の記者会見で、「知事が代わったことにより県境へのボーリング調査は、これまで県が認めていなかったことが認められた」と言っていますが、その前に北村市長は県はボーリング調査そのものを認めていたのです。
藤枝市議会 本会議録画配信 (gijiroku.com) 34分後位~
結果として矛盾点が明らかになりました。
今に至って、染谷市長は批判を意識しているのでしょう。会見では「個人的に」と前置きしていますが、公人が記者会見で発言する内容は「個人的」では済まされません。
島田市議会では、今回4人の議員は「専門部会廃止」発言を巡る質問をしました。それだけ市民の批判があったからこそでしょう。
市議の追求に対して「廃止ではなく、仕切り直しが必要だ」とも言っていました。しかし前後の言葉の文脈で見ると、廃止=仕切り直し、です。こんな言葉遊びで逃げは許されない。
最近、政策で論じることないこのような言葉遊びが、やたら流行っているように感じます。
7月16日(火) 市長とのリニア論戦。その3。
川勝前知事が維持した県専門部会の議論を尊重するか。
(石井)「川勝前知事の下で、2018年以降、科学的工学的議論が行われている県の専門部会の議論を尊重するか」
(市長)「科学的工学的議論がされてきた組織である。今後とも連携をとっていく」
藤枝市議会 本会議録画配信 (gijiroku.com) 7分後位~
2014年、毎秒2t、トンネル内に湧水する水を大井川に全量戻す事で認可されたリニア工事、ところがJRは全量戻しは必要ないとしたため県との協議は膠着。2018年に全量戻しをするとJRが約束したので設置されたのが県専門部会です。
以降、水部門、生物環境部門、残土部門に別けて議論が続けられており、現在47項目中17項目の達成となっています。ここが議論の中枢であって、国の有識者会議やモニタリング会議はあくまでもオブザーバー的な役割です。(図参照)
鈴木知事は、知事選序盤(リニア推進の大村氏と鈴木氏のみ立候補を表明していた)川勝知事が一貫して堅持した毎秒2トンの水を大井川に全量戻すという下で議論されてきた県専門部会を「ゼロベースで見直す」と事実上転換する事を表明。
その後、リニア反対のもり大介氏が立候補するとメディアも「リニア論戦に」と報じ、終盤、岐阜の水枯れが大きく報じられると「専門部会の意見を尊重する」と軌道修正しました。対立候補の大村前副知事も「1年以内に環境とリニアを解決する」を凍結しました。
ところが、知事就任直後「最後には政治判断もあり得る」と発言、県専門部会での議論が膠着した場合は、トップ判断で工事GOサインを出す事もあり得る発言もしています。危うい状況であるなか、県専門部会を軸とした議論を尊重すべきと市長に質問したのが今回のテーマです。
市長は、最初の答弁で、「専門部会を軸」としたものの、静岡新聞記事(7月3日付)に静岡山梨両県とJRとの間で専門部会も了承していない県境を越える本坑工事に同意していた事が判明。これが知事の指示かどうかを示すと
(石井)「静岡新聞7月3日付1面記事によると、鈴木知事の下で、専門部会の意見を聴収せずに県境の本坑工事をJRと同意しているが、由々しき事態ではないか」
(市長)「内容は聞いていない、確認した上で判断する」
知事交代後の、ここ数か月の間だけでも、リニア加速化ばかりが言われていますが、現場の市長は聞いていないというのです。
「政治判断」?非常に危うい。正念場と考えるのは、こうした新知事の言動と報道です。今日は、常任委員会でした。
7月15日(月) 市長とのリニア論戦。その2。「田代ダム案」は「水問題」の解決にならない。
(石井)「田代ダム案は、水問題の解決にならない」
(市長)「有効な手法の一つ」(解決となると言えず)
藤枝市議会 本会議録画配信 (gijiroku.com) 15分後位~
田代ダム案とは、2022年JR東海が示した案です。
大井川には数多くのダムがありますが、最上流部にある田代ダムだけは、大井川から取水した後、山梨県の早川に放水しています。他のダムは、発電等行った後は全て大井川に放水しています。
このダムの水を、トンネル工事期間中10か月間は山梨川に溢水するので、早川ではなく大井川に放水するというものです。
しかし、この案は、一期間中だけの話であり、トンネル完成後も続く湧水の解消になるとは思えません。しかも、山梨川に溢水する水量500万tすら根拠ない事はJRも認めています。
昨年、藤枝市を含む流域10市町の首長と利水関係者からなる大井川利水関係協議会(通称、利水協、県が事務局となり流域自治体の要望や意見等をJRに届けるだめの組織)が「田代ダム案」を了承したことで、一部メディアが「水問題の解決へ」と報じましたが、全く解決につながるものではありません。水量の回復には少しはつながりますが。
市長も、有効な手法の一つ、としか言えない。所詮、そんなもんです。
7月14日(日) 市長とのリニア論戦。その1。「水問題」とは何か。
(石井)毎秒2トン減るトンネル内湧水の全量戻しこそが「水問題」であるか。
(市長)(「水問題」とは何かに触れず)「水問題」の解決なくして工事着手は認められない。
藤枝市議会 本会議録画配信 (gijiroku.com) 28分後位~
7月12日付、当ブログでお知らせした通り、今日から断続的に、先週の一般質問のリニアについての市長との論戦について記していきます。
①「水問題」とは何か。
②「田代ダム案」は「水問題」の解決にはならない。
③川勝前知事が維持した県専門部会の議論を尊重するか
④島田市長との立場の違いを鮮明にすべきではないか
⑤JR東海と非公開の協議を持つべきではないのではないか。の5回を予定しています。
第一回目は「水問題」とは何か、です。
大井川の水問題の出発点は2013年川勝前知事が環境アセス準備書に対して知事意見です。JR東海は、工事によって毎秒2トンの水(本来大井川となる水)がトンネル内に湧水する事を発表、この水の全量を大井川に戻す事を意見し、国はその意見をクリアーし地元の同意を得る事でリニア工事の認可をしました。しかし、今に至るまでJR東海は合理的に全量戻す手法を示していません。
私は、2013年の意見が「水問題」ではないかと問いましたが、そこに踏み込んでの答弁はなく、一方で、「水問題」の解決なくして工事着手は認められないとも答弁しています。これでは2013年の知事意見に対しての考えが明白になっていません。
続いて、河川法の許可権限が県と政令市にあるので、藤枝市がどうのこうの言っても、とも述べていますが、ほぼ100%大井川に飲料水を依拠する市を代表する市長の立場は非常に重いはずです。そう指摘しました。
後日触れますが、田代ダム案をもって「水問題」の解決へ、と一部メディアが報じていています。モニタリング会議でしっかりと意見するとも答弁していましたが、具現性が重要です。
その②は後日。
今日は党の会議、地元神社のお祭りにご招待いただきました。
7月13日(土) STOP!インボイス、消費税増税!中小業者の強い味方、藤枝民商総会
今日は中小業者の心強い相談相手である藤枝民商の総会にお招きいただきました。
全商連(民商の全国組織)結成は昭和26年8月3日ですが、「(結成大会は)無届集会だから警官3名で傍聴させよ、拒否すれば解散を命じる」という警察の干渉の中で開催、全商連の結成が時の権力によって脅威であったかを示すものでした。
以後、数々の苦難にもめげず、44回目の藤枝での総会開催です。
昨年10月にインボイスが導入され、免税業者への登録強要や取引先顧客からの値下げ要求、複雑な事務など深刻な影響が拡がっています。
財務省の試算でも、免税業者の年間粗利益は平均154万円、課税業者になればここから15万円もの消費税負担が生じる事になります。
政府がインボイスに固執するのは、消費税増税へのレールを敷くためです。税率が15%、20%になれば、いくつもの段階で複数税率が必要となり、そのための地ならしとしてインボイスの導入です。消費税を5%に戻せば、複数税率もなくなるわけですから、政府のインボイス導入の口実は根拠がなくなります。きっぱりと中止を求めて行きます。
7月12日(金) リニア、北村市長との論戦について記していきます。
水曜日の一般質問は、精神障がい者への助成と、リニアについて論戦しました。
知事が交代したことによって、正念場を迎えています。川勝前知事は、大井川の水を一滴たりとも減らす事は出来ないとの立場を一貫して貫いてきました。鈴木知事は、選挙戦序盤は「ゼロベースで見直す」と川勝路線の踏襲を否定、しかしリニア反対のもり大介氏が立候補し、岐阜の水枯れが大騒ぎになった選挙戦終盤は「県専門部会(川勝路線)を尊重する」と軌道修正しました。ところが知事就任直後は「最後には政治的判断もありうる」と発言、JRとの交渉が行き詰まった場合、知事判断でトンネル工事を認めるともとれる内容です。
藤枝市民にとって、大井川の豊富な地下水は「命の水」です。この水の水量が減ったり、水質が悪化する事は、市民にとってどれほどの影響がでるでしょうか。
市長と私とでは、政治的立場は違います。しかし、この点では一致できるはずです。市長も担当部長に投げることなく、最初から最後まで答弁に立ってくれました。
市長も言っているのですが、JRとの交渉権限は県と政令市である静岡市にあり、残念ながら藤枝市には何の権限もないのですが、藤枝市民の代表たる北村市長の発言は非常に重いはずです。
今回の質問項目は6つです。議事録を確認しながら、随時、当ブログで報告します。皆さんの御意見をお寄せください。
2時起きで日刊紙配達後仮眠、7時から南口駅頭宣伝。今日は雨でしたが、同行党員の方と頑張りました。悪天候の中、ビラをもらいたいという方もいて。
その後は日曜版の配達。午後は常任委員会。
水泳2000m、今年67回目、総距離129500m。
7月11日(木) 町内会ぐるみ選挙がもたらす”効果”
木曜日は定例北口の朝宣伝。今日も7時から行いました。
今日も議会で、私自身質問の機会はなかったのですが、遠藤議員が前回の市議補選で落選した候補者が、告示後の選挙期間中に町内会組回覧でリーフレットを回していた事を取り上げました。
市選管は、公職選挙法違反の疑いがあり注意し警察にも通報したという事ですが、当該リーフレットは町内会長(どこだか不明)から組長に手渡されたという事が判りました。
違反かどうかは明らかになることはなったのですが、こうした自治会町内会の組織的選挙という旧来のやり方に対し、過去の議会でもたびたび問題視されてきました。
支持をしていない人のリーフレットが組回覧でまわってくる受け手の人の気持ちをどう考えているか。
落選者は私の地元です。実際町内会の役員をしているというだけで、支持をしているわけでもないのに事務所に行かされたり、ビラ巻きをやらされたりと、半ば強制的に押し付けられ不満を直接私に言ってくる方もいました。表面上は応援するしかない、と。私に気を遣ってくださったのでしょう。
この状況は高洲に限った話ではないと思います。
私がもっとも問題と感じるのは、自治会ぐるみで組織された候補者の大半は当選します。しかし、その後の議会で何をしているか。について、です。
選挙戦そのものが、地元をいかに引き締めるかに重点を置いているので、政策が二の次になっているので、当選後の活動のほとんどが地元対策になってしまって、市に対して政策で議論出来なくなっている事です。
投票率の低下は、そこにある。と、考えます。
7月10日(水) 精神障がい者への交通費助成制度が実現の運びに(一般質問)
市議会3日目、一般質問で登壇しました。市民の方から頂いた要求が一つ全身の運びとなりそうです。
精神障がい者への交通費補助は、身体、知的の他障がいと比べ大きく遅れています。外見だけで判断できないという理不尽な理由です。
関係団体が30年にも及ぶ粘り強い運動を続け、来年度からJR普通運賃と定期券の半額補助が実現しますが、片道100㎞以上と限定的です。
市内では静鉄バスが半額補助を実施しています。
しかし、実情はどうでしょうか。中部国道線は運賃そのものが高く半額補助であっても負担が重くのしかかります。
精神障がい者の方の最大の目的は「就職」にあります。より就職に近い”就労支援”と呼ばれる施設は藤枝市内になくほとんどが静岡市内です。JRの割引が使えないので正規の運賃(往復820円)が必要です。
公共交通機関を使って自分自身で通所する事は、就職を促す大事な機会ともなるわけですが、運賃負担が原因で施設に通えるのに通わない、自立への折角の機会が失われてしまっているのが現状です。
私は、市内の精神障がい者施設運営者の方や、利用者の方の意見を伺い、助成制度実現を求めました。
市長は「交通費助成の実施に向けた検討を進める」と応じてくれ、少なくとも来年度からの制度が実現の運びとなりそうです。
これからも、市民の方の広汎な声を可能な限り行政に届けます。
もう一つの標題のリニアについては、議事録の確認も取りながら後日、数回に分けて当ブログで報告します。
7月8日(月) ダイエットの阿知ケ谷アルプス。
ここ数日議会準備などで日程が取れず山に行けていない日々。水泳はコンスタントにこなしているのに体が重いので体重を測ると何故か太っています。
動画で水泳は痩せないというのを見たことがあります。
よく全身運動とか言われますが、それは誤解で、水泳を始めたときは全身を使いけど、慣れてくると楽に泳げるようになります。それは上達している証でもあるのですが、クロールでいうと水中で手を掻くときに水をキャッチして力の入れ方さえ覚えれば自然と進みます。バタバタと足を蹴る必要はありません。足の役割は体を浮かせることだけなので負荷はほとんどない。つまり肩から手にかけての運動であり全身運動ではないのです。ですから、いくら泳いでも同じことを繰り返しているだけなので、全身は痩せないというのです。
痩せるには、違った運動をするのが良いそうで、確かに山を始めた時から体が絞れてきたと感じています。
今日は日刊紙配達後、市役所へ行って質問の最終チェック、午前中で終わったので午後の時間が空きました。またプールへとも思いましたが、阿知ケ谷アルプスへ。昨日は静岡で40℃の酷暑でしたが、今日は33℃でいくらかマシです。しかし酷暑には違いないので慎重に歩を進めました。
幸い、風があったのでほとんど苦もありませんでした。登山前と登山後に軽量したのですが、短い運動だけで1.3キロも瘦せているではありませんか!効果絶大です。
もちろん、ビール&焼酎は欠かせません。台無し。
7月6日(土) 街頭宣伝を行いました。青島支部の皆さんが集いを開催してくれました。
今日も暑さ厳しい一日になりましたが、午前中は市内各地で街頭宣伝を駅南支部の方と行いました。
岸田総理にボーナスが出るのはおかしい、これを質す事が出来るのは共産党だけだ。頑張ってくれ。と、車を停めて激励を送ってくださる方が。
励みになります。ありがとうございます。
午後は、青島支部の皆さんが定期的に開いてくれている「つどい」へ。
今議会の報告、マイナ保険証とリニアを中心に。議会報告をさせていただきました。
質疑応答の中で、PFASという水道水に含まれる有害物質を心配する声があったのですが、話に聞いているだけでほとんど知らなかったので、お答えする事すら出来ませんでした。じかに声を聞き研究する事が議員の成長につながると感じました。
7月5日(金) 南口駅頭宣伝など
日刊紙配達後、7時から南口駅頭宣伝です。昨日ほどではないですが、今日も暑かったです。その後は議会準備。
水泳2000m、今年66回目、総距離127500m。
7月4日(木) 北口駅頭宣伝など
木曜日定例の北口朝の駅頭宣伝、今朝も7時から行いました。
7時の時点で日向に立っていられないほどの暑さです。通勤通学の方も大変そうですが、私も負けずに頑張ります。
訴えは、12月に紙の保険証が廃止されますが、それに併せてマイナ保険証を取得する必要は全くないという点です。
詳しくは、6月28日付で報告した私のブログ「日常活動報告」をご覧ください。
訴えてると、小さい子を連れた若いお母さんがわざわざ挨拶に来てくれました。ありがとうございます。その後は日曜版の配達と議会準備です。
7月3日(水) 400枚の朝のビラ巻き、鈴木知事(?)県専門部会に知らさずに県境越えの先進坑、本坑工事容認
朝の”ひま”な1時間を利用してのビラ巻き、3回に分ければ400枚を配れるだろうと先月から実践した活動ですが、今日で第1回目の400枚が完了しました。
5時にスタートして30分程度で終わりました。2回目が1時間半かかったので、これを調整すれば1時間×3回の無理ないペースで続けられると思います。次回は今月下旬発行を予定しています。
今朝の静岡新聞1面、先日、山梨静岡両知事とJR東海との間の3者(静岡山梨県知事とJR)合意について、その中に県境を越えて先進坑と本坑(トンネル)の工事を容認したものがありながら県の専門部会の了承も得ず、意見も徴収したものではないと報じています。
知事選最中の5月、県専門部会が県境までのボーリング調査を容認したことが大きく報じられました。これが、一気にリニア建設が加速されたかのような報じ方でした。(5月以前でも県はボーリング調査に対しては反対していませんでした。それを無視する報道姿勢の問題については、私のブログの5月15日付日常活動報告をご覧ください)
当時、専門部会が認めたのは、県境付近のボーリング調査です。
ところが6月の3者合意はボーリングだけでなく、トンネル工事そのものの県境を越えた工事(先進坑、本坑)を、県が県選部会を抜きにして容認したという記事です。
これは、かなり重大な事です。
県が専門部会を抜きにして3者で合意したことになるからです。
「政治判断」がそうさせたと書いてありますが、「政治判断」とは何何なのでしょうか。
鈴木知事は選挙終盤に県専門部会の議論を尊重すると言いながら、就任直後には「最後は政治判断もあり得る」と発言しています。
今日の静岡新聞1面は知事の「政治判断」が県専門部会より優先している様態を書いているわけです。来週の議会議論に活かします。
水泳2000m、今年65回目、総距離125500m。
7月2日(火) 裏金こそ追及を。政治家所得ランキング発表に何の意味があるのか?
国会議員、県会議員の昨年の所得が公開されました。
各誌、ほぼ横並びで、第1位は何議員だの、報じています。毎年同じです。
法律に基づいての報告。給与の他に投資、不動産等、どういう所得を得ているのかを公表する事になっていますが、その報道の仕方が、ほぼ毎年同じパターンで、「所得第1位は○○」です。
裏金がこれだけ問題になっているこの時期に、こんな、ランキングの報道に何の意味があるのでしょうか。
例えば、今日の朝日は6~7面に全国会議員の所得状況の一覧を掲載した上に、1面で「露出度を測る雑所得多いのは」とあります。
雑所得は、テレビ出演や講演料、著作物の印税などが含まれている。その結果、小泉進次郎が1位だと。
一体、この内容を一面記事にするのに、どれほどの意味があるのでしょうか。
100歩譲って、良心的に考えて、進次郎氏の”露出度”に朝日も協力してしまったという自戒の念があるのならまだしも、この記事の続きは「ポスト岸田7氏」の雑所得と進次郎氏と比べているだけ、そのレース結果を報告しているにすぎません。
朝日以外を調べたわけではありませんが、他も大同小異だと思います。取材しなくても済みますからね。
今日は、終日議会準備でした。
水泳1500m、今年64回目、総距離123500m。
7月1日(月) 道の駅せとや(陶芸村構想)複雑な指定管理制度を事実上撤回
今日は、先週金曜日の2つの議案質疑の報告、マイナ保険証に続いてもう一つの質疑です。
この議案は、現在の瀬戸谷温泉ゆらくと売店ちょっくら(地元の方々による指定管理運営)に、近くにある陶芸センター(ゆらくとは別の指定管理者による運営)を現在の”ゆらく”の地へ移設して「施設一体型」として整備する、併せて道の駅として(情報発信所、避難場所などが必須とされる)を持たせて、施設全体を「陶芸村構想」とするものです。
議案事態は、そのための建築工事を山田組に来年3月までの工期で6億弱の工事契約を結ぶという内容です。
図は、市が策定している「とうげい村基本構想」、施設の運営をどうするのかを記した構想案です。建物別、機能別と2種類あります。
これを見ると何とも複雑で、いくつもの企業が一施設に乱立する事になります。さらにその上部に「統括管理者」を置いて全体のマネジメントをするとしています。
現在の、ゆらくとちょっくらは、地元の方々からなる指定管理者による運営努力で黒字経営です。私も、2週間に一回くらいはちょっくらに買い物に行きますが、その都度季節に応じた農産物が売られていて工夫がされていると感じています。
また陶芸センターも、多くの来場者があると聞きます。
更にこの図では、新たに開所する道の駅部分も違った指定管理者に委託をするという構想です。こんな状況で上手くいくでしょうか?
指定管理期間の問題もあります。
工事が完成するのは来年3月、市は令和7年度にオープンしたいと言ってきました。ところが、現在のゆらくとちょっくら、陶芸センターの指定管理期間は令和7年度末まで。つまり開所してすぐに新しい委託先になるかもしれないという事があります。
道の駅自体の委託先はこれから決めるわけですが、これまで藤枝市は指定管理者の契約更新はほとんど”非公募”でした。これは継続することで地に足着いた運営という観点ですが、現在に至るまで市は公募(競争入札)の可能性を否定しません。
しかも、この道の駅には農産物直売所も必須施設とされているので、売店のちょっくらのみが”ゆらく”から切り離されて新たな指定管理になるという(下図)
これまで今後どうするつもりなのか、何度も質問しましたが、一向に埒があきませんでした。
今回の私の質問の答弁で、市が策定した運営図はあくまでも案であり、道の駅全体を一つの指定管理にする意向である。開所は令和8年4月1日(令和7年度中ではない)として、工事完成後1年間は周辺工事など準備期間に充てると(はぐらかした言い方でしたが、事実上上記案の撤回です)
つまり、とうげい村構想に書かれている市の案を撤回したのです。
道の駅整備には国から補助金が出ます。その条件には駐車場トイレ設置という当たり前の条件のほかに、避難所、情報発信所、農産物直売所設置があります。これを満たせば兼同国道に面していれば凡そ半額は国が見てくれるので多くの自治体が飛びつきました。
結果、どうでしょうか。9割近くの道の駅は赤字です。そのほとんどが指定管理者による運営、今後市がどういう指定管理者を選定するかと言う問題は残りますが、スッキリした感はあります。
早朝日刊紙配達、午前中は、議会改革委員会。午後は静岡で、高規格同盟総会。