支持率急落の安倍首相があせっています.ネット番組で荒唐無稽の例え話
毎日に続き朝日の世論調査でも不支持率が支持率を逆転した安倍首相。連日自民党のネット番組「カフェスタ特番」に出演し、戦争法案を正当化する発言を繰り返しています。しかし、ここでも「ウソとゴマカシ」の連続です。
1:アソウ君(アメリカ)とアベ君(日本)と不良(中国や北朝鮮)
7日の番組では「安倍は生意気だから不良が今度殴ってやると狙っているときに私の友人でケンカの強いアソウ君が“おれはケンカが強いから一緒に守ってやるよ”と言って一緒に帰ってくれた。そこに3人の不良がアソウ君を殴りかかった。私とアソウ君と一緒に対応する、私もアソウ君を守る。これが今度の法案において私たちが出来る事」と正当化しました。
しかし、アメリカ(アソウ君)が起こした国際法違反の先制攻撃であるイラク戦争などの一貫して「理解」してきたのが日本(アベ君)です。この説明は、「アメリカの戦争に巻き込まれることはない」(安倍首相)といいつつケンカが強いアソウ君(アメリカ)に協力して戦闘に参加するという事を逆に露呈してしまいました。
第一、アベ君が狙われているのに、友達のアソウ君がケンカしにいったら、アベ君も不良にやられるに決まってます。不良がもともと狙っていたのはアベ君です。ケンカになりそうなときに、それをケンカにしないのが政治の果たす役割ではないでしょうか。
2:戸締りをしっかりしている町内会が抑止力??
6日の同番組では、集団的自衛権を戸締りに例えて説明。「一般家庭でも戸締りをしっかりしていれば泥棒や強盗が入らない。その地域、町内会でお互いに協力していく。隣のお宅に泥棒が入ったのがわかったらすぐ警察に連絡する。そういう助け合いがちゃんとできている町内は犯罪が少ない。それが抑止力です」
自宅(日本)の戸締りをしっかりするのは個別的自衛権で対応すればいい話です。町内会どころか隣町以上に遠いホルムズ海峡まで“泥棒から警護をする”といって派兵しようとしているのに、隣国の中国や韓国と言った町内会の協力など得られるわけがありません。
抑止力と言うのはアメリカの事ですが、町内会単位(極東地域)の安全保障なら既に日米安保で済む話で、地球規模に広げる戦争法案を法整備する必要はありません。
画像は姫路市在住で反戦争法案活動を行っている元陸自隊員泥憲和さんのFBより