藤枝市議会 5月臨時議会報告
持続化給付金、申請しやすく
市が駅南BIVIに9人体制で独自窓口設置へ
自粛を要請する一方で、それに伴う補償制度が極めて弱い安倍政権ですが、数少ない制度の一つに持続化給付金制度があります。
コロナの影響で売り上げが減少した事業者に融資ではなく給付する制度、まず前年比5割減少が条件という高いハードルがあります。
また、中小企業200万、個人事業主100万の一回限りの給付で、どれほどの効果があるのかも疑問です。
加えて、申請するのに大変な手間がかかります。
5月1日よりオンラインの申請を開始しましたが、この手続きを説明する国設置の相談コールセンターは、電話が集中しておりほとんどつながりません。
県内15か所に申請サポート窓口(藤枝市は浄化センターに設置)を設けました(5月23日より)が、一日の受け入れは32人までと決まっており、事前予約が必要。その方法も複雑で途中で放り投げてしまいたいくらいです。
加えて市外事業者も利用可能なので、相談センターが設置されていない他市町からの相談者も殺到する状況です。
私は臨時議会で事業者の立場に立った制度の拡充を独自に行うべきと議論、その結果右表のような市独自の申請サポート窓口が作られることになりました。臨時議会 補正予算質疑 5月1日
給付の対象拡大へ、更に進めていきます。
5割以下の減収が条件のこの制度、4割の減収では対象となりません。何軒か話を聞きましたが、4割~3割の減収の方が多く、5割対象となるために休業するという本末転倒の状況もありました。
市が独自に給付対象を拡大する事を求めました。市は制度設計を含め検討を進めていると答えています。