元陸上自衛官、泥憲和さんが語る
北朝鮮、中国脅威論の”まやかし”
元自衛官でありながら、安保法制阻止を訴え続ける姫路市在住の泥憲和さん。
法案反対の世論をもっと盛り上げるためには、憲法違反だけ言っていても法案推進派を説得できないといいます。
その話をしても、「中国や北朝鮮の脅威に対処する事が出来ないような憲法なら、その憲法を変えればいい」と言うから、つまり日本を脅かす現実的な脅威があるから信じているからだと言われます。
たしかに脅威があるのは本当だが、「安保法制があっても脅威を取り除く結果にならない」事を違憲と言う点と両面で語ることが大事だと言われます。
以下、泥さんのフェイスブックからの抜粋。
①北朝鮮拉致問題は平和憲法があったから
日本は平和憲法があるので、北朝鮮に舐められて拉致被害にあっている。と安倍総理は言いますが、これはデマです。
北朝鮮の拉致自体は許せませんが、日本以外にも、韓国、中国、アメリカ、シンガポール、タイ、ドイツ、フランス、イタリア、マレーシア、ロシア、オランダ、ヨルダン、ギニア、シリア、ベネズエラなど、こんなにたくさんもの国が拉致被害にあっています。
これらの国には、日本のような平和憲法もないし、日本以上に強い軍隊を持つ国も多くあります。拉致の原因を平和憲法のせいにするのはウソです。
②尖閣諸島の防衛問題
日本だけでは、中国の尖閣への脅威に対し対応できないのでアメリカと一緒に守るんだという議論ですが、米軍と自衛隊との共同作戦はと安保法制は、国土防衛に限っては無関係です。
自衛隊は出来たときから米軍の戦力を当てにして防衛戦略を立てているので今更法整備する必要はありません。
日本の防衛以外の目的で米軍と共同作戦をしようとするから集団的自衛権を認めようとしているのであって、尖閣防衛のために法整備する必要はないのです。