アベノミクス批判だけではありません~野党の共同経済政策
皆さんの暮らし、福祉を充実させていく具体策
安倍総理の街頭演説のパターンは、「野党はアベノミクス批判ばかりしていて経済政策を打ちだしていない」というものです。
破たん済みのアベノミクスを”道半ば”だとしてさらに進めようとしているのを批判するのは当然ですが、野党4党は、先の国会で15法案を共同で提案しました。この中には経済、暮らし向上の議案が多くあります。これらは全て参議院選の野党の共通政策としています。国政の広範な分野で建設的な共通政策を打ち出しています。
① 介護・福祉職の賃上げ
深刻な人手不足が続く介護福祉職の給与を月額1万~6千円引き上げるための助成金を支給。事務職を含めた全職種が対象
② 保育士の賃上げ
待機児解消を図るため、保育士の給与を月額5万円引き上げます。幼稚園、児童養護施設や放課後児童クラブなどで働く人も対象。
③ 児童扶養手当の拡充
1人親家庭に対する手当を第2子以降は一律1万円増額。支給対象を20歳まで拡大。
④ 残業時間の上限規制
労使間の協定があれば青天井となっている労働時間に法規制を設け、次の勤務時間まで一定の休息時間「インターバル規制」を新規導入
⑤ 選択的夫婦別姓制度の導入
民法を改定し、差別的な夫婦同一姓度を解消。婚姻年齢も男女平等に18歳とする。など