2011年5月2日、日本共産党議員団が池田博議長に申し入れをした議会運営の改善についての内容です。
日本共産党藤枝市議団は、2011年5月2日、池田博議長に対して以下の項目について検討を行うように申し入れを行いました。主な点をご紹介します。
①今回の震災を受けて、市議会として災害対策の特別委員会を設けて市の災害対策基本計画策定に議会としても取り組むこと
②議会基本条例の制定に向けて調査研究を目的とする特別委員会を設置すること。これ以外の議会改革の検討は議会運営委員会で行い現在ある議長の諮問機関は解散すること(諮問は議運で行うことが法的に明確になっている)
③討論原稿は、議員自らが作ること。(反対討論は日本共産党議員が原稿を「当然」作るが、賛成討論の原稿は”執行部”が作成し保守議員がそれを読むだけになっている)
④予算・決算委員会の時間制限の撤廃(類似団体では例がない)
⑤一般質問の時間制限は、議員の発言だけで30分とする(現在は、50分あるが、この中に執行部の答弁時間も含まれているので答弁の内容次第で議員の持ち時間がなくなる)
⑥傍聴市民に、議員が資料を渡せるようにする(現在は禁止されている)録音も自由に行えるようにする(現在は事前許可が必要)
⑦監査委員・副議長は一般質問を行わない慣例を止めさせること(なんの根拠もない)
⑧議事録を速やかに作成する(現在は議会終了後3カ月近くかかる)
⑨議案質疑に自己の意見を述べてはならないの解釈は誤りであると確認されている。その徹底を図ること。