代表質問 3月1日(木)
課題と到達点
・市立病院は昨年11月議会で「給食の委託を進めるにあたっては市民にシュミレーションを示して行う」と答弁したが突如公募を開始したことに対し「内容に変化はないので示す必要はない」と開き直ったこのような不誠実な態度は決して認められるものではありません。
・小中一貫教育は一貫化による弊害を明確に把握しないまま全市に広げられていくことになりかねない事が判明
・英語教育の早期実施(小3から)は、それによって英語能力の向上につながる検証データのないまま進められようとしている
・公共施設の統廃合は、国による指導(面積を減らすよう)によるものではなく、長寿命化を念頭に置いて進めると確認できた。
議案質疑:2月22日(水)
新農業委員会委員は農業の従事者という立場が貫かれているか
課題と到達点
・制度の後退であるものの、基本的に委員は農業従事者で今後行う点は確認できた(農業を儲けの対象とし、それを目的とした委員が出てこないように今後見極める必要がある)
議案質疑:3月3日(金)
・立地適正化事業(市街化区域におけるコンパクト+ネットワーク事業)
課題と到達点
・立地適正化事業とは、中山間地域で進められてきた「コンパクト+ネットワーク」で地域内に拠点をつくり公共施設等を集約する事業(ますます過疎化が進む)を都市部でも同様の仕組みとして行うもので大変な問題があります。藤枝市は先進的に進めるとしていますが、この質疑で「拠点以外にも配慮した計画にする」としましたが、緒に就いたばかりで行先は不透明です。
介護総合事業の財源確保
課題と到達点
・要支援1・2の介護サービス(通所介護、訪問介護)が介護保険「給付」から介護保険「事業」へと移管されました。「給付」は必要なお年寄りがいればその分国からお金が「給付」されますが、「事業」は必要なお年寄りがいても「事業」費となりますから上限が設定されています。本予算では必要なお年寄り分の確保がされていることが確認できましたが、将来の高齢化で上限を上回る必要者が出た場合市は財政措置をするのかという問いには明言を避け「市長会で国に要望する」としました。
いじめ問題対策委員会設置の条例
課題と到達点
・いじめを構造的な問題と捉えず、いじめをした者には「指導」「処罰」をする。当事者の了解も得ず第3者がいじめを「調査」する(さらにいじめが陰湿になる)など、いじめ撲滅と相反する問題をはらんだ法律成立による委員会設置条例。基本的に質問をした項目①構造的問題と捉えるか②調査は同意を得て行うか③いじめたものへ「指導」のみならず「支援」をするか④義務教育上の出席停止という「厳罰」を課すことはしないか。等の点で確認ができた。