2021年2月議会 質問内容のお知らせです
課題と到達点
コロナの情報公開は遅々として進まない。必要かつ正確な情報は市民に届けるべき法体系になっていると指摘しても積極的な公開には徹底して後ろ向き。市民はいつまでたっても置いてきぼりになっている。
一方、無症状者へのPCR検査は、徐々にではあるが拡大していく姿勢を見せている。
自治体のデジタル化は今年最大のテーマともなり得る地方自治の破壊につながる大問題と認識している。市は「利便性の向上」「コストの削減」等バラ色のイメージを振りまくが、生易しい問題ではない。独自サービスの低下につながる点も否定できなかった。
児童館については小学生中心の居場所が不足している実態から建設を含め検討するとしている。遊び場が少ない高洲南小学区にぜひ求めたい。
課題と到達点
今議会全体の最大のテーマとなった感がある総合運動公園サッカー場整備問題。20億かけてJ2の試合が出来るよう観客席等整備するものであるが、市民合意なく、アクセスの解消もされていない、コロナ禍で進めるべき事業かという視点。
私は予算には賛成したが、工事請負委託契約には反対した。その理由は予算の賛成討論で述べているが、何が何でも進めるという姿勢ではないという点や、藤枝MYFCが市内でJ2の試合が出来るようになるのは市民合意さえあれば何ら反対するものではないという点であった。所が、碌な検討もなく最終日に契約案件を提案したため委託には反対した(討論は大石議員が行った)
MYFCの成績も絡むが、整備が進んでいくほど議会での今回の対応が市民から問われることになっていく。
課題と到達点
市長が施政方針で行った「ゼロカーボンシティ宣言」は理念的な事でしかない。それを目指すこと自体は否定しないが、壮大な取り組みを併せて示す必要がある(市は浄化センター内での汚泥処理発電事業を進めるとしている)
生活保護の申請の最大の妨げになっている親族への電話による扶養調査、藤枝市で2年間で扶養につながったのはたった1件のみ。いかに無駄な作業をしているか。生保に申請に来る人は、既に扶養など当てになっていない人が大半だ。
市は精神的支柱になるかどうかも含めて電話調査を肯定しているが、これは保護実施におけるケースワーカーが行う事であり(電話で全てわかるとはとても思えない)増員をして対応していくべき事。
課題と到達点
最大の問題は、保険料の値上げ。藤枝市は来年度から基準額で100円の値上げ。
介護保険は制度発足以来値上げを繰り返しているが、これは高齢化が進み保険給付が増えれば増えるほど料金に跳ね返る基本的制度の欠陥がある。本来、国が負担基準を引き上げるべきだが、これを抑えるがため、保険サービスの切り捨てか料金値上げを選択せざるを得ない状況に置かれている。
藤枝市は独自の努力で、本来600円くらいの値上げの所100円にまで抑えたことがわかった。これは委員会などで1年近くかけて繰り返し安易な値上げは許されないと指摘してきた効果ではあったと思う。