一般質問
・高洲地域に遊具ある公園の整備を
・介護保険法改悪(要支援1・2の保険サービス切り捨て)に対し市はどう向き合うか
到達点と課題
・高洲地区の公園整備に関しては、市も少ないと言う認識を持ちつつ「緑の都市計画」に位置づけ整備を検討する。これまでにない借地方式での整備も研究するとしたが、提案した兵太夫市営住宅跡地の活用は困難。
・要支援1・2の人が新たな総合事業で現在の介護サービスを受けられるかどうかは返答がない。
・新制度で、介護認定更新の際に介護保険外しをする仕組み。新規認定の際に介護認定を窓口で締め出す仕組み(チェックリスト方式)が導入されるが、あくまでも本人の意思が大前提でやると確認。
・介護利用料2割値上げは、持続可能な制度として適当と冷たい姿勢。
議案質疑
・「子ども子育て支援新制度」移行に伴う一連の条例改正
到達点と課題
・認定こども園は来年度より幼稚園児童と保育園児がひとつのクラス編成になり集団生活が破壊されるが、保護者の希望もあり従来通り別々のクラスにしていく予定
・保育に格差を持ち込むことになる認定こども園の上乗せ保育料は入口と出口部分でチェックして事実上行わせないようにしていく
・小規模保育園の株式会社での運営は、利益を保育以外に使わせないようにする
・家庭的保育(保育ママ)で行うグループ保育は、保育ママを保育士資格所有者とし、保育士以外での運営は認めない
・無認可園からの移行が想定される小規模保育の基準は、保育士が半分でもOKとする国基準以上のものを示すことは出来なかった。
・待機児童の解消に保育所の定員増を盛り込み、来年度から5ヵ年次世代計画で保育所だけの設置目標を設けることを確認
・放課後児童クラブを新たに条例で定めることにより開所時間や指導員の待遇など、現在の要綱要領より後退はない。新たに保護者会の取り組みを要綱に位置づける
議案質疑(決算議案に対して)
・安定ヨウソ剤を昨年度40歳未満者を対象に必要量備蓄したが、事前配布すべきではないか。福島の事故で備蓄では行き渡らなかった
・生活保護基準引き下げにより、連動して就学援助基準が引き下げられるが、これまで同様の措置を講じて引き下げを行うべきではない
・買い物弱者対策事業が3年たっているが、事業に進展が見られない。移動販売車対策をするべき
到達点と課題
・ヨウソ剤はあくまでも国の策定に基づきて事業計画を作る。配布の予定はない
・就学援助は、国の補助が続かなければ自治体で措置して現行水準を維持するかどうかの明言はない
・移動販売車対策は、これまで実績もないので取り組みを促していきたい
議案質疑(介護保険特別会計)
・昨年度決算で基金をさらに積み増しをし、4億余の残高となりながら、なぜ保険料の値上げを行ったか
到達点と課題
・保険料の算定を行った際(2年前)では、想定していなかった介護療養施設の廃止があり、結果的に基金を取り崩しをする必要がなくなった
・余った基金は、第6次プラン(来年度から3年間)において災害時対応以外全て取崩を行い値上げを抑える
議案質疑(マイナンバー制度)
・市役所内に保管されいる市民の個人情報(滞納状況、家族状況など多数)が他の公的機関に本人の承諾なく提供される。地方公務員に負わされている守秘義務がなくなるのではないか。
・制度導入のメリットは何か。説明できるのか
到達点と課題
・守秘義務の上を行く危険極まりない内容であることが鮮明に
・メリットを具体的に示すことが、結局市は結局できなかった
(この問題は大きな問題であるので大石議員と分担して質疑しました。大石議員は、主にこの制度の危険性を中心に質疑しました。大石議員の質疑の様子はインターネット配信をご覧下さい)
討論
本会議で採決前に行った討論原稿です