2020年10月議会
課題と到達点
令和8~9年に稼働見込みの焼津藤枝両市のごみ焼却施設(新クリーンセンター)の焼却施設規模は現在日量230トンのごみとされているが、ごみ減量の取組でもっと小さい施設でも可能となるのではないかという議論。
論戦は、焼津市のごみの増加、持ち込みゴミの増加、拠点回収施設の充実など、現在の取組以上でもっと減量が達成できるのではないかという具体例も示しながら行ったつもりだが、組合の基本的な姿勢に、ごみの減量は両市(藤枝市焼津市)が実施しているものであって、組合(ごみの他、消防、斎場、し尿処理などの迷惑施設や消防など、2市で運営する形態)はごみを処理(燃やす、資源化、最終処分)するもので組合議会では議論はなじまないというものがある。
これは通用しない。役割はそうだとしても、ごみ減量は組合も呼びかけているものであるし、組合と2市が毎月実施している「ごみ減量会議」は組合が主催しているものだ。
そうした事も言いながら質問を重ねたが、基本的に消極的な姿勢なのでいい答弁が出てくる状況にない。ある組合の幹部は、組合議会で答えられないというべきという意見も出されているという。これではなかなか議論にならない。