9月28日(土) 地方自治労研究集会、リニア分科会に参加してきました。
まず、昨日のブログの記載に誤りがありましたので訂正します。
石破さんが、株の所得にも給与所得並みの税率をかけると言っており、当選した以上はそれにむけて頑張ってもらいたいという旨の記載をしましが。
実際は、発言翌日に「金融所得全てに課税強化するという考え方には反対だ」と自らの発言を修正し、腰砕けになったそうです。
石破さんの総裁選の公約となっていないのが事実でした。
所詮、同じ穴のムジナでしかなく、ムジナに淡い期待を寄せた私の不徳の致すところです。お詫びして訂正します。
今日は、地方自治労研究集会のリニア分科会に参加してきました。講師はこれまで私のリニア論戦の基軸として助けを受けている、林克さんです。
林さんだけでなく、県専門委員の塩坂委員、勤労者山岳連盟会長の竹本さん、静岡県リニア工事差止訴訟の会事務局長の芳賀さんらが報告者でしたので、内容が豊富すぎて追いつけません。無料で受講できるのがありがたいほどです。
最後の質疑応答のところで、先の議会でも問うた「補償は建設許可の要因となるか」を質問しました。
これまではそういう議論がなかったが、市の会議や県専門部会の生物分野でそうした議論が開始されており、注視していきたいという事です。
現在進行中のボーリングについては、県内へのボーリングの実施と言うのは県民にとって大きなインパクトを与えると林氏。
塩坂さんは、ボーリングの調査手法が不確実性があると言っているのに、それに応えることなく進められており、進捗によってはあと10日後くらいに取り返しのつかない状況になる事もあり得る話でした。専門的過ぎて私にはついていけませんでしたが。
林さんのレジュメの、まとめ、には「地元マスコミが、川勝さんが”水と環境を守る”と言った当時の問題意識がある記者が転勤し、若い記者が静岡バッシングの影響を強く受けている。不正確な報道が多い」とあります。
私も、地元マスコミ記事をもとにいくつか質問を組みましたが、、答弁によって記事が事実ではないと言う事がわかりました。
①利水協役割終えた染谷発言に対し流域の総意とした報道
②田代ダム取水制限中のボーリング調査を認めたという既成事実をJRが文書で覚書を出すよう求めたことを県が了承したことでボーリングが無条件に進む内容の報道
③7月23日に県知事と首長の意見交換会(非公開)後の記者会見で知事が、流域自治体がもとめているJRとの間で補償協定が文書などでしっかりと行われれば、トンネル工事許可の一つの要因とした報道。
この3点は、藤枝市長は市議会で明確に否定しています。
新聞報道のみで質問した私にも責がありますが、言質の裏をとってから報じるべき。。
早朝草刈り後、お招きいただいた高洲南小の運動会へ。その後日曜版配達
午後は前述の会議でした、
9月27日(金) レプリコンワクチンって大丈夫なのか?北口駅頭宣伝、藤枝地区労総会など
今日は市民の方から頂いた話について記します。
10月1日から高齢者等を対象にコロナワクチンの接種が始まるのですが、ここで新たにレプリコンワクチンなるものが追加承認されたので、従来のファイザーなどのワクチンと併用して使用できるとされました。
このワクチンが、自己増殖をするとか、世界で承認されているのは日本だけと言う理由や、開発者自らが「私は売りたくない」などと言っているので不安があると市民の方から意見を頂きました。
正直、それまで全く知らなかった話です。早速、担当課とのヒアリングや、自分なりに調べました。
結局、ワクチンが影響があるかどうかは素人の私が判断できないのですが、藤枝市としては国が承認している以上、予防接種医療機関(市内の内科、小児科、耳鼻科など)へレプリコン禁止を指示する事は出来ない、ただ、私を含めて市民から不安の声が多々あるので、10月1日まで何もしないでいるのはよくないという判断から、各医療機関へどのワクチンを使用するか調査する。それが判明次第、HPで公表するという事でした。
結果は、レプリコンワクチンを使用する予定の医療機関はゼロという事で、既に藤枝市のHPには各医療機関がどのワクチンを使用するかまでUPされています。
新型コロナワクチン/藤枝市ホームページ (city.fujieda.shizuoka.jp)
不安を持つ方にとってそれを解消する話ではありませんが、いずれにせよ情報が不足しています。なぜ承認したのか、など、承認元がきっちりと根拠ある説明をしなければならないでしょう。
今日は日刊紙配達後、北口で7時から駅頭宣伝。その後は、同支部の方と市政報告ビラのビラ折作業。午後は党の会議。市民相談。夜は藤枝地区労総会にお招きいただき挨拶させていただきました。朝から夜までフル活動でした。
石破さんが総裁になりました。
誰がなろうと変わりありませんが、総裁選で掲げた「法人税増税」「株の所得への課税を給与所得並みに」は是非実現してもらいたい。
これらは、野党が散々要求してきた項目ですが、石破さんはじめ自民党は耳を貸しませんでした。それを総裁選で持ち出すのは「何をいまさら」感しかありませんが、当選した以上は公約実現に向け活動するのが政治家の原点です。それに反する事を行えば、投票した自民党員や議員は怒らなきゃなりません。期待してますよ。石破さん。
もっとも、富裕層への課税強化は、3年前の総裁選で岸田さんも言っていた事。総理になった途端に簡単に反故にしました。
自民党総裁選の公約など戯言に過ぎない。(と、断言するのは、一旦保留しときます)
9月26日(木) 9月議会報告その⑦~補償はトンネル許可の要因とはならない、話題になった事もない(市長答弁) 南口駅頭宣伝など
7月23日に行われた知事と流域自治体の意見交換会は非公開でした。その後の記者会見で知事の発言に、流域自治体がJRとの補償協定を結ぶ事を望んでいるとし、JRと文書で
自治体が補償合意すれば、それが建設許可の一つの要因となる、と静岡新聞が報じました。
大井川の水は流域62万人の飲料水となっています。破砕帯にぶちあたり突発湧水となったら、もう取り返しがつきません。薬液注入などと言うJRの対策は、鹿児島県の北薩トンネル(JRがモデルケースとし提示していたトンネル)の事故を見ても明らかです。
JR東海は大きな会社ですが、未来永劫、どうやって飲料水の補償を一企業が出来るというのでしょうか。
当然だと思うのですが、北村市長は「補償のしようがない」と言い、しかも「補償という事をこれまで一切話したことはない」と答えました。
これは、報道がおかしいのでしょうか。非公開なので確認しようがないのですが。
明日は知事がよく言う「スピード感」について記します。
木曜日は定例北口駅頭宣伝ですが、既に他陣営が。南口にて行いました。
その後は、日曜版の配達集金、志太広域議会、草刈りでした。
9月25日(水) 9月議会報告その⑥~流域自治体の協議は公開の場(大井川利水協議会)で行うべき
「専門部会は廃止すべき」等、言いたい放題だった島田染谷市長。
こうした発言が暴走した原因は、流域自治体の協議の場であり、かつ公開の、大井川利水関係協議会(通称、利水協、10市町の首長と土地改良区、中電、東海製紙、などの関係者で組織され、県が事務局となって、JRに対して要望や意見をあげるなどを目的としている)で協議を進める事なく、非公開でJRと10市町の首長が会合を持った事です。
ここで、田代ダムの取水制限中にボーリング調査の実施に合意したので「利水協は役割を終えた」と勝手な事を染谷市長が言い、それを少なくないメディアが「これで水問題は解決した」と碌に根拠も調べず報じ、更に染谷市長を流域自治体の「まとめ役」だの「キーパーソン」だの持ち上げたうえ、それを流域自治体の「総意」とまで地元メディアが報じた事が原因です。
今となっては、藤枝市長はじめ、他市町首長もそんな合意はしていないと言われ、誰が頼んだわけでもないのに勝手にリーダーみたいな顔をしてしていた染谷市長。最近は随分大人しくなりましたが、この暴走を止められなかったのは参加していた藤枝市長にも責任がないとは言えません。
この”反省”に立ち、今後は非公開の場を持つべきではないというのが質問ですが、重要な意思決定については利水協で行うと市長答弁でした。
長野や岐阜は、各自治体がJRと協議していますが、静岡は10の流域自治体が一つとなって協議をしています。それだけに意思表示は重みがあります。
私は知識も経験も豊富な北村市長こそ、リーダーシップをとるべきだとも言いましたが、真正面からの答えはありません出した。なかなか答えずらいとは思います。
暑さ寒さも彼岸まで、とはよく言ったものですね。朝晩は涼しくなりました。朝6時半から伸び放題の草刈りを行った後は娘の送迎。党の会議など。
水泳2000m、今年83回目、総距離160500m。
9月24日(火) 9月議会報告その⑤~居場所づくり、市は来年度にも具体的に開所するつもりで検討中、無料法律相談会など
滞っていました議会報告、今日から一般質問です。
質問の主旨は8月30日付当ブログに記載しているのですが、分け隔てない居場所を作ってと言うものです。
具体的には、義務教育終了後の人たちで、引きこもり状態にある方の居場所ですが、いくつかそういう居場所はあるのですが、開所日が週1回だったり、作業をしなければいけなかったり、いくつか制約があります。
引きこもり状態の人は、日によって状態がまちまちで、前日までは外出する予定でいても当日になったら行けなくなってしまったり、逆に、前日までは外出する気がなくても当日の朝になったら気分がよくて外出できる、と。それを受け入れるには、平日のほぼ毎日開所しており、予約や登録は不要で、過ごし方は自由、何もしなくてもいいし、何かしててもいいし、しゃべりたくなればしゃべればいいし、一人で過ごしたければそれでもいいし、要は、外出する事を目的の第一に置いた居場所というとなかなかありません。
掛川市にそういう施設があるというので、利用者の方と視察に行き藤枝市にも同様の施設が作れないか、半分の国庫補助もある事だし、との質問です。
市は、現在検討を進めているとの事。設置のハードルは高くないが、開所するにあたっては、それを運営できる人が肝心であり、その運営主体を探しているとの事で、来年度には具体化しそうです。そうなれば嬉しい答弁でありました。
明日以降は、リニアについて複数回報告します。
今日は党の会議や事務作業。
夜は無料法律相談会、2組の方でした。
9月23日(月)(祝) 街頭宣伝です。
日刊紙早朝配達後、午前中駅南支部のMさんと街頭宣伝を行いました。
ある場所で訴えていると、「歩道にはみ出しているだろ!」と怒鳴り込んでくる輩が。はみだしているといっても、歩道の舗装している部分約30㎝だけであり、通行になんら支障があるわけではありません。
こういう輩に出会う事はたまにありますが、話をするだけ時間の無駄だし、通行人の目につく場でもあるし、悪質な奴は録音テープを取っているとも聞くので、大人しく車を30㎝バックさせると「シートベルトしてないだろうが!」ときた。
その後もわめきたて「お前の名前はなんだ?」と聞いてきたところでリミッターが切れ「名乗る必要はない。お前こそどこの誰た”?」と目を見据えて言うと、たちまち目をそらせて「所詮、共産党だな」と捨て台詞を残して去っていく。
別の場所では、訴えている途中、わざわざ車で乗り付け、演説している私に「話を聞いてほしい」と言うので、「もう少しで終わるから待ってください」と言うと、「誰も聞いていないんだから、やめても良いだろ」と何とも失礼な事を言う。
演説終了後に話を聞くと近所の道路改善要望、それはそれで良いとしても、別れ際に宣伝カーの「9条守れ」を見て、「共産党は政権を取れないよ。9条を守るだけで現実を見ていない」と言いたい放題。
政治家を既得権益と捉え、抑圧されている生活を余儀なくされている人たちが日ごろの不満のはけ口がないのでたまたま出会った政治家に向けている、と、良心的に捉えることにしておきます。
一方で、激励も多くありましたし。
午後は久しぶりの自宅の草刈りを頑張りました。これまで酷暑で気になっていたのですが全くできず、今日はいくらか涼しいので全体の4分の1ほど頑張りました。
9月22日(日) マイナ保険証で損をした
今日は、しんぶん赤旗主催の、囲碁将棋大会(静岡中部地区)の冒頭に主催者として挨拶しました。赤旗というと固いイメージですが、文化面も重視しており、特に将棋については歴史もあり、藤井聡太氏がデビューのきっかけとなったのは赤旗大会でした。JCJ大賞受賞のみならず、そういう面でも見ごたえがありますので、ぜひ、ご購読を!
一か月990円です。(日曜版)
挨拶して帰ろうとすると呼び止める方が。マイナ保険証で受診したけれど従来の紙の保険証より高額な医療費を請求されたというのです。
詳しくは判りかねたのですが、マイナ保険証導入ありきで政府が後付けで色んな加算措置を講じたため、複雑なシステムがさらに複雑になり、かえって負担増になる事もあるようです。詳しくは調査しなければここに書けませんが。
一方で、マイナ保険証にすればメリットがあると大体的に宣伝している一つに、「よりよい医療を受ける事が出来る」というものがあります。
これはマイナカードで病院の受診履歴や処方が判るので、他の病院に診療した際も過去の履歴が判るからと言う理由です。
しかし、医療機関が診療報酬を請求するのは一か月単位。それがマイナカードに反映するには少なくとも2か月はかかります。
つまり、マイナカードから病院としては、患者が他の病院でどういう処方を受けたかを知る事はできるのですが、それが2か月後という事です。現在進行中の病状を何とかしなければいけない時に、2か月前の処方を知ったところで何の役に立つのでしょう。この実態をただ一言「より良い医療を受けることが出来る」と宣伝するわです。詐欺師と同じ。
9月21日(土) 360度の絶景、パノラマビューが楽しめました。山梨県、茅が岳(かやがたけ)
来月の北岳へ向けて、トレーニング。前回の三岳山から少しステップアップして、山梨県北杜市の茅が岳へ出かけてきました。
登山口から山頂まで往復で約6時間、標高差800m、ひたすら登りですが前半は緩やか、後半は急登と、トレーニングには最適ともいえる行程です。
また、この山は日本百名山の著者「深田久弥」氏が登山途中に心不全で亡くなった事もあり、非常に有名です。
中央道や「あずさ」で西に向かうと、八ヶ岳そっくりの山容が見えるので、八ヶ岳と間違われる事から「ニセやつ」という不名誉な”あだ名”もつけられています。
自宅を4時に出発して、登山口の「深田記念公園」へ。中部横断道が出来たので2時間で到着です。しかし、高速代が片道3000円余、新しいレインウエアー新調費用23000円と、登山は金がかかるのが最大の難点です。深田久弥の時代は、登山を楽しめたのは一部上流階級だけだったそうですね。
9月になっても酷暑が続き、今日の甲府の最高気温予想が38℃!水場がないので2.5リットルの水分を背負ったリュックがずっしりと重い。最近、腰痛を感じるようになってきているので慎重に歩を進めます。
序盤は緩やかな林道歩き。案に相違して涼しく気分良し。水の消費もほとんどありません。2時間の運転中、腰を伸ばすため2度も休憩したというのに、不思議な事に痛みも何も感じません。
コースほぼ中間の「女岩」と呼ばれる所からは一転して岩場の急登。幸いにも短距離でしたが、その先は樹林帯を九十九折りに登る急登がひたすら続き、甘くはありません。
GPSの到達地点が進む事を慰めに、休み休み登り尾根に出てほどなく深田久弥終焉の地の碑に到着。
私は100名山にこだわりはありませんが、知人に100名山どころか200名山踏破目前と言う人がいて、尊敬でしかありません。
ちなみに私の踏破は、蓼科山、伊吹山、万三郎、丹沢山、大菩薩、踏破率5%。
この碑から最後の山頂までが岩場の急登で一番つらかったですが、ゴールが近い事もあって頑張れます。
山頂の展望は、ご覧の通り。南アルプス、富士山、金峰山、大菩薩、八ヶ岳、360度の大パノラマでした。ここに来るまでほとんど眺望がなかっただけに演出効果満点です。
早めの昼食は、持参の野菜ウインナー炒めと味噌汁とコンビニの鮭オムスビ。年のせいか小食になっていて以前ほど食べられません。これからは洋食にするかな。
山頂で一緒になった方がタマゴダケというキノコを見せてくれました。
キノコは好きですが知識は全くありません。道中見かけていたのですが、これが美味でわざわざキノコ狩りに来る人もいるとの事です。
どう見ても毒キノコにしか見えませんが、キノコや植物の知識があればもっと山行を楽しめるんですが。
来た道を戻り駐車場へ。
今日も楽しい山行でした。
9月19日(木) 9月議会報告その④~令和10年までマイナ保険証がなくても受診できます。北口駅頭宣伝など
12月保険証廃止で不安になっている方が多いと思いますが、それ以降も従来通り紙の保険証で受診できます。
廃止されるのは「発行」ですので、現在所持している保険証はそれ以降も使えます(大半が来年7月末が期限になっています)
期限となる来年7月に、資格確認書が発行されます。これは、ほぼ従来の保険証と同じです。ですから、それ以降もマイナ保険証なくても受診できます。
今回の質疑は、それ以降の話が中心。資格確認書の発行は5年と決まっているのですが、もともとは河野大臣は全てマイナ保険証に統一すると決めたのです。(この人は、所管外と言って答弁をしないくせに、所管外の保険証に首を突っ込んできた)
ところが、これがかなり批判が出たので、やむを得ず資格確認書の発行を決めました。ところが、これが申請しなければ発行されないとしたことで(従来の紙の保険証は申請しなくても自動的に郵送されてきた)ここでもまた批判が殺到。岸田総理が最初の1年は申請なくても資格確認書を郵送するとしたのです。
問題は、これ以降4年間。この存在すら否定し申請をしなければ発行しないとされていたことで、自治体の判断次第では申請の必要がいるかどうかが明らかになっていなかったのです。
結果は、あっさり5年間は申請なく郵送するとしました。
今日も市役所ではマイナ保険証を取得する人が相次いでいます。ほとんどが高齢者。デジ庁や厚労省が、マイナ保険証でなければ受診できないデマを流しているからでしょう。敬老の日に後期高齢者窓口負担拡大を閣議決定する。どこまで高齢者をバカにするのでしょうか。
配達作業後、7時から北口で駅頭宣伝。Oさんの奮闘でビラがなくなりました。
その後も配達、事務作業でした。
9月17日(火) 9月議会結果報告その③~デジタル自治体のキャッチコピー、ガバメントクラウドで作業3割減、経費減はどうなった?一斉駅頭宣伝など
菅前内閣時にデジタル庁が出来ました。この時、地方自治体が求めてもいないのに、介護や就学援助、子育てなど、自治体が独自で行っている住民向けサービスの作業のパソコンの”仕様”を統一する事で、作業も経費も減ると打ち出したのがガバメントクラウドというもの、システムの標準化とも言っています。
これが、導入されて2年以上たちますが、実情は逆で2025年度末までシステム標準化を達成できないどころか、かえって経費増になる事になっています。
デジ庁が調査した所、現段階で移行不可と答えた自治体が171あり、経費削減が出来ると具体的に答えたところはほとんどなし。むしろベンダーによっては経費増になることや、運営費は自治体負担になるなど、仮に移行してもかえって不便経費増になるという有様を呈しています。
もともと、地方には地方の特色があり、各自治体はその地域に応じた独自の住民サービスを行っており、その管理システムはそれぞれの自治体職員が自らの経験を踏まえて作業しやすいようにシステム化しているわけですから、統一化、標準化を求めるほうが間違っています。
答弁は私の指摘を否定できず、経費増もあり得るとの答え。
デジタルをすべて否定するものではありませんが、デジタルで全て解決するがごとく捉えるのは間違っています。
マイナンバーが代表ですが、ガバメントクラウドと言うのも、それに負けず劣らず自治体業務を妨害しています。
今日は月一回の一斉駅頭宣伝、広幡支部の方4名が来てくれました。支部独自に高校生向けに9条小冊子を作っています。総裁選9名すべてが一致しているのが、9条に自衛隊を明記する事。違憲を解消すると自衛官に対する「お人よし」を装っていますが、内実は日本が攻め込まれていなくても、アメリカ軍と一緒に南アメリカでもアフリカでも武器を持ち派遣し、殺し殺される任務を憲法でも認める事が目的です。
その後は常任委員会。
水泳2000m、今年82回目、総距離158500m。
9月16日(月)(祝) 山を登った後の仕事は可能か
今日は早朝日刊紙の配達、午後は党の会議という日程ですが、今秋最大目標の北岳へ向けてトレーニングを考えていた8月最終週が連日の雨でした、日程的に後がありません。
トレーニング入り口はいつもの阿知ケ谷アルプス。所要時間1時間半ですが、適度なアップダウン、準備運動としては最適です。
ただ、今日は早朝日刊紙配達後、午後は党の会議があり欠席するわけにはいきません。党の会議が終わってからでもいいけれど、会議次第では日没もあり得るのでどうなるかわかりません。
山登り後のビール&…なくして山登りはあり得ません。むしろ、ビール&…のための山登りです。
仕事スキマ、仕事前、に登る方からのヤマップのレポを見ていると、自分でもできるのではないかと。日程が今日しか取れない事もあり、午前中出かけてきました。
往復で1時間半ですから、大したことありませんが、この暑さです。汗びっしょり。
下山後、これから仕事という虚しさ。
二度とやりません。
9月15日(日) 9月議会結果報告その②~絵空事の原子力災害避難計画、に対して「訓練によって現実性を高める」と安全神話に手を貸す藤枝市
質問内容は9月6日付当ブログと、9月議会報告からご覧ください。
原子力災害避難計画は、原発から30キロ圏内(UPZ)自治体全てが策定する事が義務付けられています。内容はほぼ全国同一で、UPZ圏内の住民は原発事故が起きたら「屋内退避」をしろと言うものです。
能登半島地震で志賀原発UPZ住民は屋内退避どころではありませんでした。住宅そのものが倒壊して避難どころではなかったのです。
昨年度当初予算提案時、市長の施政方針は「原発事故を想定した避難訓練を実施して計画の実効性を高める」と言うものでした。
その訓練内容とは…
浜岡に一番近い大洲の住民が集合(34名)、市民グランドへ移動して放射能検査、その後、指定避難場所とされている総合運動公園へ、最終的にUPZ圏外とされている瀬戸谷へ行って終了。
この訓練で、どうして計画の実効性が高められるというのでしょう。少人数での実施はもとより、能登では指定避難場所まで行きつくことが出来なかった、指定避難所で何日も過ごさなければ行けなかった、などが問題となっていました。
ただ、これは自治体にとっても気の毒な面があります。もともと絵空事に過ぎない避難計画の策定を義務付けられているからです。
しかし、この訓練で計画の実効性を高めたと言えば、藤枝市も安全神話に手を貸すことになります。質疑はその点でしたが、正面から何ら反論することなく実効性を高めるというだけでした。まあ、市も気の毒ですけど。
9月14日(土) 敬老会
今日は、兵太夫中町内会の敬老会にお招きいただきました。
コロナ禍や高齢化などで、各町内の敬老会の開催が困難になってきている中で、こちらは元気いっぱい。たくさんの方が参加していました。
昨日行ってきた横浜の母親は兵太夫中町内会内で産まれ、嫁入りまで育ちました。今は横浜にいますが、一緒に遊んでくれた方もいて、こういう会を持っていただけるのはありがたいですね。
ところが、昨日、後期高齢者窓口負担3割負担拡大の閣議決定。総裁選に出馬しているほとんどは閣僚が党の要職。
敬老どころか年寄りは死ねと言わんばかりの自公政権が決定した無慈悲な中身をただ垂れ流し、問題点を伝える事すら出来ないのが大半のメディア。それを鵜呑みする人が大半だという悲しき民度。
夕刻プールへ。議会で運動不足は否めませんが、何とか頑張りました。
水泳2000m、今年81回目、総距離156500m。
9月13日(金) 南口駅頭宣伝、母の様態悪く横浜へ、9月議会結果報告、その①議会報告給食センター統合
2時半起きで日刊紙と日曜版の配達、7時から南口で朝の駅頭宣伝でした。
横浜で一人暮らししている母の様態が少し心配なので、無理を言って日帰りで行ってきました。とにかく来てくれと電話で言うので。
普通に話せるし歩けるし、複数の病院に付き添いました。そんなに緊急じゃないようでしたが、ゆっくりする暇もなく車で日帰りでしたのでくたびれました。
昨日に続き議会報告、リニアについては市長答弁をよく確認してから報告しますので順番が前後しますが、今日はNO⑤、給食センターの統合。質問内容は、当ブログ9月5日に記載しています。
給食センターを統合(現在3センターを2センターにする。将来は1センターも視野にいれている)すれば、藤枝市議会自ら定めた「藤枝市地産地消条例」に反する事は明らかです。給食は生徒一律の献立が求められます。センターを大規模にすれば、それだけ均一の食材を大量に仕入れなくてはなりません。自ずと流通食材に頼らざるを得ません。
共産党市議団は、計画が発表された時から大石前議員を含めて問題を追及。
その結果、当初は根拠なく統合しても地産地消は進むと答えていた市でしたが、私たちがジャガイモやニンジンなど日持ちのする食材で、給食によく使われ、市内でも生産されているのに県外産になっている実態などを示したり、センターで働く市民の方の声を紹介するなど論戦を重ね、市は少量の食材(市内産の食材)でも荷受できるよう設備設計をする事と、どういう食材で調達可能かと言う専属職員(コーディネーター)を採用すると地産地消が進むと一定の根拠を示したのです。
給食センター統合は50億もの巨額がかかります。昨年度当初予算の施政方針で、市長は上記のような取り組みをすると表明、ところがコーディネーターの採用は直前になって御破算になった経緯があります。
私の質疑は、この点が中心。市はそれでも地産地消を達成した上での開設(令和10年9月)は総合的に大丈夫だと言うのですが、これまでの議論は具体的な食材を挙げどれが可能かと言うと所まで踏み込んでおり、細かい食材での議論が出来るはずだと釘を刺すような形になりました。
9月議会は決算議会と言い、昨年度の予算の執行状況を認定する役割があります。ただ、認定するだけでなく、執行状況からそれをどう次年度以降の予算に活かすかを審査するのが議会の役割です。
総会で、決算を示し、質疑を受け、改善する。これはどの団体でも行われている事でしょう。
給食センター、次回以降当ブログで報告する原発避難計画、デジタル自治体(ガバメントクラウド)も、昨年度当初予算の中で特に市長が施政方針で強調していた事です。その立場で質疑しました。
予算への質疑は、本会議後、委員会(決算委員会)へ付託されます。決算委員会は22名中11名で構成されます。つまり残り11名は本会議を逃せば質疑する機会さえ失われるのですが、相変わらず質疑したのは私のみ。
一般質問で先輩議員が藤枝市議会は単なる決算の認定にとどまらず、決算審査で明らかになった点を執行部に提言し予算への反映を促している議会で先進的だと言っていたが、委員会と違い市長始め前部長が出席、ネット中継もあるのに、本会議質疑を全くしない事をどう考えているのでしょうか。
残念ながら市議会議員の大半が自己満足に浸っているので、決算委員会の提言を次年度予算に活かす取り組みは珍しいとテレビ放映もあった事もあったのですが、いつまでもそれにしがみついているので、以前は全国の議会からの視察が藤枝市に殺到したのですが、最近はめっきり減りました。
今年は多分ゼロ。
9月12日(木) 一般質問、議案質疑の登壇が終わりました。これから結果を報告します。北口駅頭宣伝など
今日午前午後と3度の登壇が続きました。9回にわたって報告した質問内容、これからひとつづく結果を報告します。
まずは、分け隔てない居場所づくり、8月30日付当ブログでお知らせしているのが質問内容です。
結果は、現在設置の方向で検討しているとの事です。明言はありませんでしたが、来年度には実現の運びとなる嬉しい答弁でした。
施設運営は継続していかなければならず、現在、どういう団体があるかを調査しているとの事。誰しも気軽に利用できるには、人材が重要なのは間違いありません。嬉しい答弁と感じています。
北口朝の駅頭宣伝、7時から行いました。議会があるときでも欠かさず頑張ります。
9月11日(水) 新聞協会賞のばかばかしさ
優れたジャーナリズム活動を表彰するJCJ(日本ジャーナリスト会議)大賞に、裏金問題を報じた赤旗日曜版記事が選ばれました。一党員として嬉しく思います。
岸田内閣が退任に追い込まれ、自民党政治家が82名も関与していた事は「リクルート事件、田中金脈事件報道を超える」との選考理由でした。
最初に赤旗が報じたのが今から2年前の11月号でした。自民党は報道を受け、収支報告書をこっそり訂正し、事実上罪を認めているのに、大手メディアは報じませんでした。
大手メディアが報じ始めたのは、それから1年以上たった東京地検が捜査に乗り出してからです。可視化されていたのに、見向きもしなかったのです。
ところが、日本新聞協会が主催する「新聞協会賞」に、朝日新聞社の「自民党派閥の裏金問題をめぐる一連のスクープと関連報道」が選ばれました。
授賞理由は「政治と金を巡る構造を多角的に掘り下げ、裏金問題の解明を終始リードし社会に強いインパクトを与えた「自民党の派閥解体や政治資金規正法の改正などの流れに大きな影響を及ぼし、権力監視の役割を果たした」と…。それまでの赤旗記事やそれに伴う上脇教授の告発などなかったかのようです。
新聞協会賞はなぜこんなことになってしまうのか。(以下、スマートフラッシュから)
「新聞協会賞はエントリー制で、要するに自分から手を挙げるのですよ。今回は、社会部次長が自薦しているそうです。しかし、裏金事件はそもそも朝日新聞のスクープではなく、先に赤旗が自民党の派閥の政治資金報告書に問題があると報じたことが端緒なんです。
逆に、朝日新聞社の第一報は、東京地検特捜部が捜査に着手することを報じたにすぎません。朝日新聞社内でも「他人の手柄を横取りするのはよくない」という意見が多かったようです。ただ昨年、ライバル紙である読売新聞が受賞しているので、今年は何としても欲しかったのでしょう。ほかに目立つ記事がないので、応募に踏み切ったようですよ(大手紙の社会部記者)」
これが事実なら(多分事実だろうけど)新聞協会賞などは大手メディアの単なる自己満足です。受賞する側も与える側も「権力監視の役割を果たした」などと言って恥ずかしくないのでしょうかね。
テレビは連日総裁選の報道ばかり、裏金など忘れ去られてたかのようです。それで内閣支持率が上昇するという悲しき民度。この民度あってこそ成り立つ今の政治。
9月10日(火) ⑧9月議会から~紙の保険証廃止以降、マイナ保険証を取得しなくてもよいのは何年間の想定?
断続的に報告してきました9月議会の質問内容、今日で最終回です。
一般質問、議案質疑とも9月12日(木)、一般質問は10時半頃~、議案質疑は14時半頃~の登壇となります。お時間ございましたら是非傍聴に。ネットでもご覧いただけます。
国会答弁や記者会見で「所管外ですから」を繰り返しておきながら、所管外の保険証の廃止を一方的に決めたデジタル大臣によって、医療機関や自治体、国民が混乱しています
(こんな人が次期総裁候補とは日本は既に死んでいる)
今年12月に紙の保険証の廃止でマイナ保険証を取得しなければ行けないのかという声がありますが、そんな必要はありません。
廃止されるのは、紙の保険証の”発行”であって、現在の国保、後期高齢の各保険証のほとんどは来年7月まで有効ですので、12月以降も受診できます。
さらに来年7月には現在の紙の保険証とほぼ同じ「資格確認書」が発送されます。これが1年有効なので12月以降約1年8か月はマイナ保険証無しで受診できます。
ここまではこれまでの議会答弁で明らかにしている事ですが、「資格確認書」は5年間発行されることになっています。
あまりにも強権的にデジタル大臣と岸田内閣が決めてしまった事や情報漏洩が頻発したことで、保険証は無くすけどそれに代わる資格確認書を発行するとしたけれど、今までは申請しなくても役所から自動的に保険証が郵送されたが、これを申請しなければ発行しないとしたのでここでまた批判が出て、岸田内閣の「職権」で最初の1年は申請不要でこれまで同様に郵送するとしたものです。
ところが2年目以降はどうなるかは、まだ示されていません。自治体の判断で、申請が必要かどうかが決められることになります。
これまで同様、自動的に保険証が手元に届けるように求めるのが質問の主な内容です。
それにしても、便利になる便利になるとテンプレートのように繰り返されてきたマイナカードですが、保険証ひとつとってもこれだけの手間と経費がかかります。仮に統一化されたところでマイナカードには面倒な5年ごとの更新がありますので、その都度役所に行かなければいけません。何が「デジタル自治体のパスポート」か。
9月9日(月) ⑦9月議会から~デジタル自治体と言う名の下で、マイナカードと共に沈没しつつあるガバメントクラウド
マイナンバーほどしられていませんが、ガバメントクラウドとは、菅前政権が自治体に押し付けてきたもので、これが「デジタル自治体」の名の下で実施されているのですが、実際は便利にも何にもなっていません。
介護保険、子育て支援、就学援助など、自治体が独自に運営している20の業務処理を、国主導の下でNECなどのベンダーが作成した仕様に統一化するというものです。2025年度末までに完了、情報処理システムの経費が3割削減されるとしています。
これに呼応して、各自治体でデジタル部署が設置され、藤枝市も同様です
ところが、これが経費削減どころが、経費増、負担増になっている実態が報告されています。
デジ庁が3月に公表した調査では、現段階で25年度末までの移行困難と回答した自治体が171自治体になっています。
理由としては、もともと各自治体で独自に作り上げてきたシステムをわざわざ統一システムにするための新たな作業を強いられることや、移行や移行後の運営について自治体の負担となることなどがあげられています。
そもそも、福祉や教育と言った部門の行政サービスは自治体の間で異なっている。当然、自治体はそれに対応することが出来るように独自にシステムを構築しているのですが統一化する必要などないのです。
デジタルと言えば、なんでも便利になると考えているのでしょう。当時の議会で私は懐疑的に問題点を指摘したのですが、検証力のない複数の議員からは「粛々と進めるべき」と言ったり「新設のデジタル部署の役割は何か」とただ知らないことを聞くだけで、問題点を指摘することなく絶賛していたのをよく覚えています。(令和3年2月議会)
市議会だよりをなくし、QRコードなどで代用すればOKという事を本気で考えている議員もいる。これが残念ながら多数である。
こうなると、”イデオロギー”の世界、デジタルを否定する奴は全て排除、の世界です。
もう一つ、「デジタル自治体のパスポート」と言われている、私がしつこく質疑する以前は複数の議員が普及率向上を質問していたマイナンバーカードですが、自民党総裁選の候補者から紙の保険証廃止時期延長の声がでました。
これはこれで良いと思いますが、自民党の有力議員なんだから総裁選前に態度で示せよ。と言いたいですね。免罪符のつもりか。
9月8日(日) トレーニング、三岳山と立須(たちす)へ
今秋、目標としているのが北岳です。何と言ってもソロだし、初の3000m級なので、その為の足慣らしをしなくてはなりません。
8月前半に笠取山に行ったので、後半もう少しきつい山に行って本番へと考えていたのですが、ほぼ一週間雨ですべてパー。その間足もすっかり退化しているに違いないので、易しい山から振り出しです。
山で遭難する確率が一番高いのが中高年でソロ。ちょっと山に行ったからと言って実力もついていないのに自信過剰となりアルプスに挑戦し遭難。というパターンです。まだ死にたくないし、娘の面倒ももう少し見なきゃいけません。
いつもの阿知ケ谷アルプスを考えていたのですが、もう100回近く行っているのでさすがに飽きが。同程度の規模で引佐の奥にある三岳山へ出かけてきました。
山は金がかかるのが難点で、少しでも節約するために道が空いてる早朝に出て高速代をケチります。起点の三岳神社へ。
30分も登ると三岳山に着きます。広い山頂で眺望がひらけますがガスってよく見えません。9月ですが今日も暑い。標高が低いので涼しさを感じません。蝉が勢いよく鳴いています。
引き返して今度は反対側にある立須(たちす)へ。ここも30分位で着いてしまいます。岩場のゴツゴツとした山頂ですが、眺望はこちらの方が良いです。雲が取れてきて、先ほどは見えなかったアクトタワーも望めました。
引き返して終わり。全行程2時間、物足りない気もしましたが、何せ暑いので汗びっしょり。それなりにトレーニングになったと思います。
徐々にレベルを上げ、北岳に向かいたいと思います。
今日も楽しい山行でした。
9月6日(金) ⑥9月議会から~議案質疑、現実味のない原発避難計画、南口駅頭宣伝など
断続的に記載している9月議会の質問内容、6回目は、現実味のない原発避難計画です。
避難計画は、UPZ圏内(30キロ圏内)の自治体すべてが策定する事とされており、根本的なところは原子力規制庁が作ります。
それによると、UPZ圏内の住民は、原発事故が起こった際には、「屋内退避」。
直ぐに避難できないのです。より原発に近い住民が先に避難して、それが済んでからと言う手順を踏んでいるのです。
まず、誰しも我先に避難するのに「屋内退避」など土台無理な話なうえ、能登地震では志賀原発UPZの住宅そのものが崩壊してしまい「屋内退避」どころの騒ぎではありませんでした。
規制庁の計画は、「複合災害」を想定していません。チェルノブイリのような原発単独の事故を想定しており、地震や津波と言った他の災害と「複合災害」を想定するシュミレーションとなっていないのです。地震列島でこんな計画作ること自体無意味ですが、計画を作る事で再稼働の「お墨付き」を与えたいとの思惑があるのでしょう。
ここまでは国の問題ですが、昨年度予算の市長施政方針では、この計画に基づく避難訓練を行って実効性を高めていきたいとしている点が問題と考え質疑するものです。
3月に行われた避難訓練の様子。原発に一番近い大洲の住民34名が参加、集結した上で市民グランドへ、ここで放射能検査を受けたうえで、指定避難場所である総合運動公園へ。そしてUPZ圏外の瀬戸谷(かろうじて31キロ)へ移動して終了。これが訓練内容です。
この内容で、どれだけ実効性が高まるというのでしょうか。安全神話に手を貸すような事を藤枝市はするべきではありません。
明日はデジタル自治体、明後日はマイナ保険証について。報告を続けます。
早朝日刊紙配達後、7時から南口駅頭宣伝。朝晩は涼しくなりましたが、陽がさしてくると暑いです。同行Oさんはコロナ後遺症で苦しそうですがビラを撒いてくれます。ありがとうございます。その後は議会準備。
水泳2000m、今年80回目、総距離154500m。
9月5日(木) ⑤9月議会から~議案質疑、新学校給食センター統廃合に伴う地産地消の取組について。北口駅頭宣伝、サポートステーションの見学と参加。
9月議会は決算議会、昨年度1年間の予算の執行状況を認定するのが主体です。
どういう執行がされ、それが今後の予算でどう活かされるのかが決算議会としての役割です。
今日の5回目からこれからの7回目までの3回は、昨年度の市の一般会計決算と、予算編成にあたっては市長が施政方針でどういう事を述べていたかを軸にして報告します。
なお、その役割を判っていない議員ばかりなので、今回の議案質疑も私だけでした。
今日の報告は、令和10年9月にオープンとされている新学校給食センター、現在の西部と北部のセンターを廃止して、新設するセンターです。
センターを大規模化すれば、それだけ大量の食材の調達が必要となるので、地元産の食材を使えず流通食品に頼らざるを得ない事から、地産地消に反し、美味しくない給食へとつながっていきます。
これまでの論戦で、市はこの事実を認めて、新センターは少量の食材でも荷受でき検品できるスペースを作る(これまでのセンターにはないハード面の整備)と、市内産の度の食材が給食に使用できるかを調査する専門員(コーディネーター)を雇うと表明したのが、昨年度予算提案時の市長の施政方針です。
ところがコーディネーターの採用は、一旦適任者が見つかったものの頓挫。造成工事も1年遅れです。なぜそうなったのか。それを踏まえて来年度以降どういう手法で地産地消を進めるのか。これが一点目です。
※明日は、避難計画原子力編の中身について、明後日はデジタル自治体について記します。
先週は台風で中止せざるを得なかった駅頭宣伝ですが、今日は通常通り北口で朝の7時から行いました。朝は大分涼しくなりました。
日曜版の配達集金をした後、前回、精神障がいの方への交通費助成を取り上げた私の議会の時に傍聴に来てくれた方から誘っていただいた、若者サポートステーションに出かけてきました。
様々な課題を抱えて、なかなか正社員として働けない若者が集う場として活動され続けています。
話し相手となっている「サポーター」と呼ばれる人が現在県内で2000人以上います。私もその一人ですが、実際参加したことはありませんでした。
今日の会場では、サポーターの方が10名くらい、相談者は20名近くいたでしょうか。4つのテーブルに分かれて懇談しています。
私もいくつかのグループの皆さんと対話しました。
就職して1か月の女性は職場内で話し合える同僚もいず、上司は皆忙しいくて、自分自身が不要に感じていられるのではないか、高専電気資格を持っているけれど現在の職場は無縁なので転職を考えている、など、
じゃあ、ハローワークだ、労基だ、などと考えてしまうのですが、外出すら拒否している引きこもりの当事者と家族の苦労を第一に考えれば、気軽に話せる場を設置する事は有用です。
特に感心したのはサポーターの方の経験から、利用者の方の就労につながっているという事。農作業は好きであれな、サポーターの中には農園作業者を募っている人もいる、単なる話し合いの場ではなく、自立への糸口になる。繋がりが活かされいる。来週の議会での質問は、それに関係するものですので、もっと勉強していきます。
9月4日(水) ④9月議会から~リニアは「スピード感をもって」(知事)やるべきことか?
知事がよく言うセリフに「スピード感をもって対応する」があります。
ですが、どれほどの市民がいち早くリニアの開業を望んでいるでしょうか。
日本世論調査会が8月17日に実施した調査では、リニア建設をやめるべき10%、急がなくてもよい53%と合計63%に対し、なるべく早い開業を望むは36%と言う結果です。これは全国調査ですので、県内に限ればリニアの早期開業を望む声はもっと少なくなるはずです。
これは岐阜の水枯れなど、各地で起こっている実態が広く報じられるようになってきたので、これまでJRと多くのメディアがコラボして展開してきた「静岡悪者論」が通用しなくなってきた証左になっていると思います。
莫大な経費がかかる、新幹線の4倍もの電力を必要とする、リモートが当たり前の世になっている、ほとんどがトンネルで全く面白くない、東京から名古屋への移動一つとっても品川乗り換えが強いられるうえ、大深度に駅を作るので乗り換え時間を考慮すると「のぞみ」と対して変わらないなど、静岡県以外の人にとっても「夢の超特急」のような魅力を感じなくなってきた、という証左だと思います。
鈴木知事のスピード感は、もはや県民だけでなく多くの国民も望んでいないのではないか。
断続的に記載してきた9月議会の質問内容。一般質問は今日で終了です。
明日以降は、議案質疑について記します。
9月3日(火) ③9月議会から~川勝前知事は「補償」「政治判断」は口が裂けても言わなかった。議案質疑の通告提出
3回目の今日は一般質問リニアより取り上げます。
7月25日付、当ブログでも取り上げていますが、鈴木知事が殊更強調しているのが、リニアによる「補償」と「代替措置」です。
しかし、大井川の水が枯れた時に、一企業であるJR東海がどうやって補償するというのでしょうか。一旦枯れたら水は元に戻りません。それは岐阜の件でも明らかです。未来永劫どれだけ補償が出来るというのでしょうか。
「補償」にこだわってしまうと、どういう「補償」の”中味”の議論になってしまって、大井川の水を一滴も減らさないというそもそもの問題が疎かになります。
例えば、これは静岡市(政令市)の話ですが、市の事業影響評価協議会では、工事で南アルプスの植生に影響が出た場合の「代替措置」として、JR東海にシカ食害防護柵の設置を求める候補地の選定を行い7か所を提示しました。
「代替措置」とは、リニアによって失われた自然を、人口の手によって回復するというものですが、シカ食害は既にあちこちで問題となっていて、トンネルで特に問題が顕著になるわけでもない。この程度の次元の問題が議論の中心となってしまうのが”問題”です。
今日は議案質疑の通告の提出。予想されていた事ですが、相変わらず誰も通告しません。
通告内容は9月議会報告にUPしています。
9月議会は決算議会で、昨年度一年間、1000億もの税金がどう使われ、来年度以降、どう使うようにするかと言う大事な議会なのですが、毎度、というか15年の議員生活来、ただの一度も(一回くらいはあったかもしれない)質疑はありませんでした。
選ばれた議員でありながらスルーです。選ぶ方が…
水泳2000m、今年79回目、総距離152500m。
9月2日(月) ②九月議会から~一般質問、リニア、北村市長は流域自治体のリーダーに
断続的に9月議会の質問内容をお知らせします。2回目は、一般質問のリニアについて、リニアだけでこれから3度に別けて報告する予定です。
8月5日に、大井川の水を守る市内市民団体と市長との懇談会の際、市長が殊更強調していたのが、流域10市町が一丸となって対応すべき、と言う点でした。
ただ流域自治体間で温度差があって、例えば牧之原市は、藤枝ではほとんど問題にされない空港新駅が”条件”のような言い方を議会でしているようで、実際、一丸となるのは無理があると思います。
その中で、北村市長は大学から県職員時代まで大井川の水を現場で学んできて、知識と経験も豊富です。知事以上に詳しいのは懇談会でも明らかになっています。
また、これまでは、流域自治体の「まとめ役」として多くのメディアが持ち上げてきた島田市長の言い分が(専門部会は廃止すべき等々)最早通用しなくなっていることっも明らかにする必要があります。最近は、めっぽう大人しいようですが。
今日から議会開会日です。2時起きで日刊紙配達後仮眠、9時から議会。断続的に続き午後3時過ぎまで。