安倍内閣NOの声を突き付けよう
仙台から、野党共闘の勝利!
菅官房長官仙台入りも街頭宣伝行えず
23日投開票された仙台市長選挙は、共産、民進、社民、自由の4野党と「市民の会」の共同候補、郡(こおり)和子氏(60歳、右写真)が激戦を制し初当選しました。
市長選は、市民と野党共闘対、自民公民陣営の総力戦となりました。自民党が惨敗した東京都議選に続き、自公が推す会社社長候補は敗れました。
菅官房長官は応援に仙台に入りましたが、街頭宣伝が出来ませんでした。都議選の前日、秋葉原の街宣で安倍総理の「あんな人たち」発言がマイナス要因になった二の舞を避けました。これでは何のための応援かわかりません。
本気の共闘を…日本共産党は目指します
日本共産党は、郡氏と「憲法と暮らしを生かす」「35人学級を小中学校全学年で実施」「給付型奨学金制度を作る」「認可保育所を増やす」などの12項目の政策を確認し、支援に全力をあげました。支持を広げる対話や街頭宣伝でも、市民から「自民党を勝たせるわけにはいかない」「安倍首相のやりたい放題にはあきれる」など、安倍政権への怒りと野党共闘に期待する声が郡陣営に多数寄せられました。
仙台市政を変えてほしいという願いとともに、安倍政権に対する市民の深い怒りが明確に示された結果です。野党と市民が共闘すれば、勝利をすることができることの証明になりました。今回の結果を踏まえて解散・総選挙を強く求め、野党の選挙協力の態勢を急ピッチで構築し、そのための協議を進めていきます。
次は横浜市長選
30日には横浜市長選挙が行われます。自民公明が推す現職市長に対し、4野党と市民団体が推す伊藤ひろたか(39歳)との闘いです。
争点は、昨年暮れ自民維新と公明の大半が成立させたカジノ法に基づくカジノ設置。現職市長はカジノを誘致しています。
しかし世論調査では8割の市民が横浜にカジノはいらないと回答。伊藤候補は「カジノより中学給食の実施を」と訴え、支持を広げています。