多子世帯(子供3人以上)
応援助成制度が実現(450万予算)
※平成28年度予算
昨年夏、市内に住む5人の子供を持つ母親から1通のメールを頂きました。
養育費が高くて生活が大変という事で、実際会ってお話を伺いました。
子育てを応援する制度は多種あるが、低収入を前提にしているので、ほとんど適用されない。この方は、それなりに収入はあるが実際は養育費の支出が多く、ダブル・トリプルワークをこなしてのギリギリの生活、子供達も親の苦労を見ているので、食費がかからないという理由で全寮制の高校に進学している。助成を受けられるように、離婚を考える事もあると、切実でした。
昨年11月議会でこの問題を取り上げ「藤枝市ならではの制度を研究していく」との答弁を引き出し、市も迅速に対応。多子世帯助成制度が28年度予算で実現しました。
新制度は、中学生以下3人以上を持つご家庭に申請により応援カードを発行。大洲プールなど市の有料施設の利用料が減免か無料になるものです。
親の収入によるものでなく子供数を基準とした減免制度は県下初の制度です。保育料、学童保育の減免など、これから取り組むべきことも残っています。今後も市民の方と連携し充実を図っていきます。
中学生の医療費、市役所までいかなくても病院で受けられるようになります
(3000万予算)
こども医療費は、小中学生とも自己負担500円で済みますが、中学生の場合は一旦病院で保険分を支払いその後市役所で還付金を受け取る仕組みです。
忙しくて市役所に行く暇もないという声も多く、予算要求などで何度も改善を要望。28年度から小学生同様中学生にも受給者証を支給し、病院で一括手続きが出来るようになりました
母子家庭等のお子さん、小学生入学時にランドセル購入費用(3万円)
助成制度実現(200万予算)
市の独自制度である母子家庭等の子供が小学校入学時に支給していた祝い金制度(母子家庭等援助費)
6年前に5万円から3万円に引き下げられました。特に貧困率の高い1人親世帯への切り捨ては、社会的弱者への行政の冷たい仕打ちであり容認できません。ランドセル購入代だけでも4~5万かかる実態を例に、毎年の予算議会で支給額の見直しを要求してきました。
学童保育の2か所新設のための費用9600万も予算化されています。