党躍進!政治を前に動かします。
通常国会冒頭で「政党助成金廃止法案」を提案します
躍進で得た議案提案権を活用して
国民一人当たり250円(年間320億円)の税金を政党が山分けし、支持もしない政党に強制献金させられる政党助成金、1995年の制度開始から今年まで20年間の山分け総額は6311億円。政党助成金は政治の特権そのもの。日本共産党は総選挙で21議席へと躍進、議案提案権を単独で獲得しましたが、まずこの政党助成金を廃止すべきだという法案を通常国会の冒頭に提出します。
助成金目当て、駆け込み新党。理念なき離合集散
総選挙で生活の党は4名となり条件を失いましたが、山本太郎議員(無所属)が合流して「生活の党と山本太郎となかまたち」を結成、今年に入ると昨年解党した「みんなの党」の松田公太議員らと「次世代の党」を離党したアントニオ猪木議員が合流して「日本を元気にする会」を結党、続けて「次世代の党」の園田博之議員が「太陽の党」に移籍しました。
年末にこうした駆け込みが相次ぐのは1月1日時点で「国会議員5人以上」「国政選挙での得票率2%以上」という政党助成金の交付要件を満たしているかどうかが問われ、1月1日を過ぎても1月16日までに届ければよいので年明けにも駆け込みが続くのです。「みんなの党」解党後、松沢成文議員は「次世代の党」に駆け込み、その一方でアントニオ猪木議員は「次世代の党」を離党して、元「みんなの党」の議員らと新党を作る・・・有権者不在の助成金目当ての離合集散が繰り返される。政治の劣化極まれりの状況です。
政党助成金で、キャバクラ、寿司屋通い!前、民主党(東京都)衆議院議員候補が告発
太田じゅんこ(12年東京11区民主党候補)氏は自身のブログで民主党本部から受け取った政治資金(原資は政党助成金)400万円のうち、選挙期間中に70万円余を寿司屋やキャバクラでの遊興費に充てたと告白、その上で「税金を原資とする政党交付金を選挙活動のために賜りましたが、適切に使用できなかった。民主党にある腐った体制を改革できなかった」と記載しています。政治資金報告書では「食糧費」とされているのですが、政党助成金はなんに使っても使い放題でOK。政治の劣化をもたらすこんな無駄遣いを放置しておいて良いわけありません。
2015年1月11日しんぶん赤旗記事より作成