桜を見る会、安倍首相退陣を!
野党4党「桜を見る会」追及チーム本部へ格上げ
桜を見る会疑惑に対し共闘で追及している野党4党は、体制を強化して「本部」に格上げしました(11月14日)。
全ての国会議員に参加を呼びかけるとともに、招待者の基準や安倍総理の地元事務所の役割、前夜祭の会計処理など現地への視察なども含めそれぞれチームを設け徹底的に調査する事を確認しました。
安倍総理は、来年度の桜を見る会を自らの判断で中止しましたが、これは非を認めたことであり、安倍総理出席の予算委員会を開いて真相を明らかにする事が必要です。ウソで切り抜けることがまかり通れば真面目な国会審議は出来なくなります。
今回の問題は森友加計疑惑同様、自らの支持者や友人には行政を私物化して優遇する安倍政治の特徴がよく表れています。
また、日本共産党の田村智子議員に対する答弁で招待者の人選については自らの関与はないと断言しましたが、その後安倍後援会事務所からの招待状やブログ記事など、動かしがたい事実が次々と明らかになっており、虚偽答弁の問題も残されています。
この問題を最初に報じたのは「しんぶん赤旗日曜版」(10月13日号)ですが、田村議員質問を契機にNHKはじめほとんどすべてのメディアが報じています。日本共産党は独自取材に基づく事実も包み隠さず野党共同チームに提出し、この問題でも共闘体制を維持しつつ憲政史上最悪の安倍政権を退陣に追い込む決意です。
これで5000円?唐揚げってどこ?
疑惑の一つにホテルニューオータニで開いた前夜祭の会費があります。多くの参加者が5000円だったと証言し安倍総理も認めていますが、ニューオータニの夕食メニューは最低でも11000円からとなっています。差額を安倍事務所が負担すれば饗応となり公選法違反です。ところが食事内容も数々のフェイスブックなどに投稿されており、とても5000円で済むものではありません。「唐揚げを増やすなどやり方はある」(菅長官)などのレベルではない食事の様子です。