元自衛官、泥憲和さんが語る
アメリカ押しつけ憲法論の対応
姫路市在住の元陸上自衛隊勤務、泥(どろ)憲和さんは、フェイスブックを活用して、戦争法案を廃案にするため活躍しています。
泥さんは、ただ護憲だけをいっても「北朝鮮や中国の脅威に対応できないならそんな憲法を変えればいい」と法案賛成派を説得できないと主張し、推進派の言い分が主張が事実と異なる点を併せて主張する必要があると言われます。
今回は、推進派がよく使う「アメリカ押しつけ憲法論」について、再び泥さんのフェイスブックの主張をご紹介します。
・国民が憲法の内容を支持して決めた
GHQは憲法制定に介入したのは草案レベルまでであり、憲法本体の審議には介入していない。審議して内容を改める事も出来たのに、国会の多数派はそうしなかった。それは国民が憲法の内容を支持していたからだ。(左図)
・GHQに抵抗できたのにしなかった
同じ敗戦国のドイツも、占領軍の関与で憲法が作られましたが、ドイツ国内には押し付け論は存在しません。当時の日本の支配層は、責任を押し付ける、だれも決断しない主体性のなさでマ草案をほぼ「丸のみ」。それをあとから「押しつけだ」と騒いでも、70年間国民が支持してきたのに、「何をいまさら」だ。
・押しつけ「安保」「再軍備」になぜ反対しないか
推進派は、同じ押しつけの「安保」や「再軍備」には反対しない。なぜならそれがアメリカの意向に沿うものだから。結局、力の強いもの、声の大きいものにつき従っているだけの事です。