南スーダンへの危険な任務現職自衛隊員の本音
安保法に疑問を持つ声が約半数
安倍首相の所信表明演説で「敬意」を表明され、多くの自民党議員から拍手を送られた自衛隊だが、現状をどう思っているのか?「週刊金曜日」が横須賀市の自衛隊宿舎1334戸に投函アンケートを実施、そこには職にかける意気込みと命を落とすかもしれない苦悩と、様々な思いがあります。今回、論評はせず、アンケート結果のみお知らせします
自衛官本人の主な記入意見
① 日本は憲法9条によって守られているわけではなくアメリカの軍事力によって守られてきた。日本が真の独立国を目指すためには憲法を改正すべき
② 自衛官が海外派遣されることを想定せず入隊するものは恐らくゼロに等しいと思われます。
③ 自衛隊ではこのアンケートに回答しないよう、口頭で注意が回っている。私はあなた達の考えには反対だが、現在自衛隊で出回っている方針、つまり安保法制定に協力する態勢など、自衛隊自体が安保法制定に必死になり政治的活動に従事している。このような態勢こそを指摘していただきたい。これは現場の意思を封止し、上層部のみの都合で何か動いているとしか考えられない。
④ おまえらのような団体が日本をダメにしている。国を守っているのは俺たちだ。
自衛官家族の主な記入意見(ほとんどが妻の記入)
① 自衛官を戦地に送るなどという事は二度と戦争を起こさせないためにも避けてほしいと思います
② 憲法9条の改正を早々に望んでおります。今の時代に全くあっていない9条は早く改正すべきと思うのは自衛隊関係者だけなのでしょうか
③ 私達以上にいろいろと考えてくれていてありがとうございます。今までは子供たちに自衛官になる事をすすめる事は出来ましたが、今は、すすめる事はできません。