藤枝市議会での議案質疑ゼロ
議案質疑ゼロの異常
25年度の決算11議案、決算額850億でも質疑ゼロ
現在、開会中の藤枝市議会9月議会で、北村市長が議会に提案する議案に対し、日本共産党以外の議員が誰ひとりとして議案に対する質疑を行っていません。
特に9月議会は前年度の藤枝市の予算がどのように使われたかを審議する議会でもあり、年4回ある市議会の中でも一番重要度が高い議会とも言えます。
なんでも質問すればいいという訳ではありませんが、市民の皆さんの税金がどのように使われたか、質問がなければ行政はどう税金を使おうと自由です。そうならないように議員は市民の立場に立ってチェックするのが仕事のはず。この質疑ゼロの状況は、今議会に限った話ではなく私が初当選した5年前から変わっていないのが実態です。
一般質問は大勢の議員が実施(注目度が高いから?)
その一方、市政全般のあり方について質問する一般質問は大勢の議員が行い、9月議会も議長を除く21名中15名が行いました。議案質疑ゼロでも一般質問は全議会行っている議員も10名近くいます。
一般質問は新聞記事にもなり市議会だよりにも内容が掲載されます。それだけ注目度が高いわけですが、一方で議案質疑を全くしないのは市民の目に触れやすいところだけ・・・と思われても仕方ありません。
重要議案が集中した9月議会
11の決算議案の他に、来年の4月から実施される「子ども子育て新制度」の条例議案(幼稚園・保育園の運営や設備基準を新たに定めるなど影響は甚大)や、市役所内で保管されている市民の納税状況や戸籍情報などが本人承諾無しで他の公的機関に提供されるマイナンバー制度など市民生活に多大な影響を与える議案が集中しました。
2014/9/17