“野党は共闘!”国民の声に応えて
「自公対民共の対決だ」「安保条約が廃止されたら日米同盟の絆が損なわれる」(安倍首相)
自民党は、野党共闘を恐れビラまで作って反撃していますが、事実認識が全く違います。
たたかいの構図は「自公対民共」ではなく、「自公対5野党」です。そして野党共闘が実現できたのは何よりも国民の声があったから。「自公対5野党+市民」です。
「日米の絆が損なわれる」どころか戦争法は「米国が行う戦争に日本が参戦する」事です。
「野合」とも言いますが、野党5党は安保法廃止と立憲主義民主主義の回復と言う大義の下で結束しているのです。あれこれの政策とは次元の異なる、国の土台を再建する仕事をしようとしているのです。
戦争法廃止以外でも協力可能に
32ある参議院選1人区すべてで野党共闘が実現しました。共闘の土台は戦争法廃止、立憲主義回復ですが、具体的に協議が進められる中で、その他の点でも一致点が見出されています。
現在開かれている通常国会では、戦争法廃止法案以外にも、介護従事者人材確保、保育士賃上げ、児童扶養手当の増額、選択制夫婦別姓制度の実現など、社会保障、雇用、子育て、税制など幅広い分野での議案提案が野党共同の形で13議案も実現しています。
これらは参議院選での野党候補の共通政策となります。戦争法廃止という大きなキーワードのもとに、より豊かなもの、色あざやかなものへと広がっています。
2016/5/2