野党共闘の力で 安倍改憲を許さず、連携します
参議院選、改憲派3分の2阻止
今参議院選挙で日本共産党は改選前から1議席減となりましたが、野党5会派が連携して全国32の1人区全てに野党統一候補を立て10選挙区で勝利しました。
しっかりと目指す方向性に向け連携し合える関係が構築できたのは意義ある事と考えています。安倍総理は「参議院選が終わったら野党はバラバラになる」と分断を図っていますが、最大野党となった立憲民主党の枝野代表は動じない姿勢を示していますし、日本共産党も連携を深める事を確認しています。
議論しないのはどっちか?
選挙中安倍総理が特に強調したのは、憲法審査会に参加しない野党に対し「国会審議に向き合わない政党は無責任だ」という点です。しかし、憲法審査会は改憲原案を議論する場であり、その具体的内容は9条改憲や基本的人権を否定する自民党の改憲案です。
世論調査も安倍改憲に反対の声が多数であり、国民の多くは改憲よりも年金問題の解決など暮らし充実を国会に求めており、このような審査会自体開く必要はありません。憲法を議論するのは国会の役割でわざわざ審査会を開かなくても予算委員会などで縦横に議論できます。通常国会会期中、野党が予算委員会の開催を求めても逃げ回っていたのが安倍政権です。そんな政権こそ審議に向か合わない無責任な態度ではないでしょうか。
野党共闘で、まともな国会、選挙へ、
この他の争点でも消費税増税については、増税中止、凍結の方向で野党はまとまりました。
今問題となっている「性差別解消・男女同権」についても、立憲民主党が約45%、日本共産党は約55%が女性候補者を出しました。
選挙の争点となった年金問題も、安倍総理は「野党は具体策を示さず不安をあおっている」と主張しましたが、日本共産党だけでなく他野党も具体的見直し案を示しました。党首討論で議論を呼びかけてもシャットアウトしたのは安倍政権でした。
野党がどういう政権を作るのか、今後協議を進めて国民の皆様に示していきます。