毎週実施してきた藤枝駅頭朝の宣伝、今日で配布ビラ100号になりました
4年前の初当選以来、毎週続けてきた朝の藤枝駅頭宣伝。
その都度、作成してきたビラが今回で100号になりました。
党員の方の協力で。
駅頭宣伝は、毎週水曜日が藤枝出来南口で、木曜日が北口でいずれも朝7時から1時間行ってきました。
ビラ作成は私ですが、配布は党員の方。私がハンドマイク、たった2人での行動です。
「選挙の時だけしか訴えない、こない」多くの有権者の方が思っている事だと。そうは取られたくありませんでしたので、選挙前からずっと駅頭をしていたのですが、4年前の初当選挙後も実施してきたのです。
ビラのナンバリングをしたのが約2年前ですので、実際はもっと多くのビラを作っています。
ここまで続けてできたのは、いつもビラまきをしてくれる党員の方のお蔭です。6時20分に起きますが、正直「今日はだるいな」と思う時もありますが、党員の方が待ってくれている。サボるわけにはいきません。頑張っていき、終わった後には本当に今日もやってよかったと思います。私のために毎週来てくれる党員の方の協力があってこそ続けられてこれました。
いろんなハプニング集。
ながくやっていると色々ありました。
若い女性がマイクで訴えている私に突然抱き着いてきて「助けてください!男の人に追われています!!」と。面喰って「どの人?」と聞くと「あなたには、あの人が見えないのですか?私には見えます!!」と言いながら立ち去ってしまった事(未だになんだったのか?状況不明)
朝から酔っ払いが絡んできて、無視しても騒いで妨害してくるので警察沙汰になり、大勢の警官が出動。注目の的となった事。
集団的自衛権で訴えていると、唇にピアス、だぶだぶズボンをはいた20歳前後の若者たちが「僕たち、私たちも戦争は嫌です」と言いながら5人でビラまきを手伝ってくれた事。
ブラック企業問題を訴えていると、同じ場所で美容院のティッシュ配りをしていた若い美容師女性が「私たちも正社員だけど、自習と称する無給の半強制労働が3時間ある。みんな疑いをもっていないけれど、共産党の言う”人間らしい働き方”を追求してください」と拍手を送ってくれた事など。
他にも、ここには書ききれない色んな事がありました。
自分でビラを作り、しゃべる。それで知識が自分自身のものとなる駅頭宣伝。
数々のハプニングもありましたが、大体は何もなく1時間ずっと訴えています。
ビラの受取は南口で80枚、北口で60枚前後です。もちろん、ほとんどの方が素通り。なかにはあからさまに拒否反応をする人もいますが、必ず受け取ってくれる人も少なくありません。最近になると、若い人も受け取ってくれるようになりました。私の訴え方が心に響けば、ビラの受取も良くなると思いますが。
それでも、継続は力なり。今回の市議選では「いつも駅でやっているね」という理由で私に投票をしてくれたという方が複数いてくれました。一番うれしい励ましです。見てくれる方もたくさんいるわけです。
政治家の役割は政策を訴える事です。ただ朝やっているというパフォーマンスに成り下がりたくありませんから、ビラを作り政策を訴えることにしています。
ビラを作るという事。これは掛川市の水谷元共産党市議がやっていたというので真似ただけなのですが、これが結構大変でして、ネタ元は赤旗新聞がほとんどなのですが、その記事をA4用紙1枚の短いスペースに判りやすく短く表現するか、結構悩みます。
やってきて初めてわかったことですが、自分が作成したビラを自分がマイクで訴えることによって、党の政策が自分自身の知識となって身につくのです。新聞を切り抜きしたり、読み合わせしたりするよりも役に立ちます。それは、市議会の中での討論や質問原稿でも大いにプラスとなります。ただ、新聞を読むだけではなく、この記事のどこが大事なところかを考え、それをパソコンで打ち、しゃべる。こうした一連の作業で自分自身のためにもなる。駅頭宣伝の隠れたもう一つのプラス面ですね。
「藤枝駅頭と言えば石井」と胸を張って言えるようになりました。
もちろん、議員の活動は駅頭だけではありません。市民の方と対話をし、住民苦難の軽減に努める党議員としての役割は広大。様々な要求実現もありますし、市議会で当局と議論するには勉強も欠かせません。こちらが呼びかけ役をして、問題解決を図る事も必要です。
それらもこなしながら、駅頭も続けていく。理想はそうですが、現実はそうもいきません。しかし、”他の仕事”がどんなに不調な時でも、ビラを作り(概ね火曜日)、南口で訴える(水曜日)、北口で訴える(木曜日)その内容をブログでUPする。この一連の作業だけは”原点”として常にやっていきたいと思います。
今となれば、党派の違いを超えて「藤枝駅頭と言えば石井」と認知されていると自負しています。この看板だけは絶対に守っていきたい。100号を記念して、決意新たに頑張ります。
2014・7・5