藤枝市の主な税収の推移
決算カードの歳入の所には、市税収入の一覧があります。自治体の歳入構造は、市町村の人口や産業、経済的環境によって変わってきます。
市町村の歳入の構成や内容は、財源(収入源)の調達先が国や都道府県からの収入や借金からなのか、あるいは市町村が独自で調達できる財源なのかで財政運営の自立性や行政内容が決まってきます。
しかし決算カードの歳入面を見てもかなりの項目があります。細かい事をいきなりとらえようとしても無理があるので、主な4つの財源を見ていきたいと思います。
①地方税 ②地方交付税 ③国庫支出金 ④地方債 が平均的な市町村の歳入の4大財源です。もっとも財政力の強い地域は地方税の比率が高く、弱い地域は地方交付税の比率が高くなります。また自衛隊や米軍基地のあるところは国有提供施設交付金が多かったり、地域ならではの特性があります。
下記は藤枝市の4大財源の推移を経年的な表でまとめたものです(額と構成率)
この表からどんな事が見えてくるか、これから考えていきたいと思います。